日本にも「キリスト教教育」を謳う学校がクリスチャン人口の割には数多くあると言えます。たとえば、青山学院大学、立教大学、上智大学、ICU、明治学院大学など、キリスト教系大学が数多くあります。私立中学高校などはもっと多いはずです。それでは、キリスト教教育とは実際何を意味するのでしょうか?これを深く考えると、日本のキリスト教教育は本当に別物だと考えさせられます。以下はアメリカのキリスト教サイトDesiring Godの中の記事The Great Vision of Christian Educationからです。10番までありますが、今日は5番まで掲載したいと思います。

 

1.真のキリスト教教育は愛するとと、教育することを神の恵み深い啓示を土台として、キリストの救いの業を黙想し、更には聖霊の働きを通して実生活に適応されることを通してなされ、それは三位一体なる神様に栄光を帰することにつながる。

 

2.キリスト教教育は、神の現実性を認識するところから始まる。神は父・子・聖霊であり、三位一体なる神である。そしてその神が万物を作り、保持している(創世記1:1-2、コロサイ1:16、ヘブライ1:3)。万物は神から始まり、神を通して、神に向かっている、その神は万物の創造者であり保持者である。(使徒17:28)キリストにおいて神の御名に栄光を帰する事は万物の目標である。(コロサイ3:17、一コリント10:31、イザヤ43:7)

 

3.キリスト教教育は神の啓示をあらゆる側面から正しく解釈し、理解することである。それは神が創造物を通して示している「一般啓示」だけでなく、神の語られ、記録された御言葉を通しての「特別啓示」を通して理解されねばならない。(ローマ1:20、ヘブライ11:1-2)

 

4.キリスト教教育は、神との創造物ー被造物関係に基づき、神ご自身の完全な知識と限られた、しかし十分な中で私達人間に示された知識とを区別しなければならない。(ローマ11:34、1コリント2:16)

 

5.キリスト教教育はそれが信者であれ未信者であれ、その教育を受ける人が神の姿に似せて作られ、似るようにデザインされ、創造主なる神の創造の代表者として歩むようにされた。それは被造物を良く管理し、お互いに関わりを持つ事を通してである。(創世記1:26,27)

 

6~10番は明日以降また考えてみたいと思います。