映画『Passion of Christ』が2004年に公開され、話題になりました。今までいくつかのイエスに関する映画が作られましたが、この映画はとりわけ十字架の苦難に焦点を当てていて、その映像のリアルさに人々は驚きました。監督のメルギブソンはユダヤ人から、"あなたはユダヤ人を残酷に描き過ぎている"と批判されました。

しかし、私達が心に留めるべきは、その残酷さはどこから来るのかということです。ユダヤ人の問題ではなく、私達人間の罪性の問題です。

私達は羊の群れであり、道を誤りそれぞれの方角に向かっていった。主はその罪を彼に負わせられた。(旧約聖書イザヤ書53:6)

私達の罪性はそれほどに深刻であります。だから神の子イエスが死ななければならなかったのです。明日の聖金曜日が十字架の恵みをふかく悟Good Fridayになりますように!

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