世界遺産土楼 | DeSIGNer 東野 龍也

世界遺産土楼


昨日とは打って変わり暖かかった広州。
だけど今日は反日デモ前の福建省土楼のPHOTO♩
廈門で仕事中壱日時間が空いたので急遽高速バスで世界遺産へ3時間程度の旅。
未だデモ前だったので人民は人懐っこくバスの中では「何処から来た」「日本?」「良く来たな」「これ喰え」と嬉しいような迷惑のような鶏脚(腿じゃない爪の方)のベタベタしたものやモソモソするちょっとだけ甘い菓子を喰えと....。
バスは人民は前が好きだから後ろのゆったりした席はガラ空きで日本人はノンビリバス旅行を堪能出来た。
早朝から三時間、昼前には土楼に到着。
究極の機能美!
泥棒や侵略者から親族を守る為の家。
何世代もの親戚縁者が一つの楼に住む。
4000年の歴史と云え侵略内戦歴史が長いから文化も停滞どころか退化までした人民国だけどその中で培った文化は美しい。


この村には幾つもの土楼が有ったが、有名で人が来る美しい土楼は限られててナショジオ等に世界に紹介された建物が主流で他の土楼は朽ちて行く途中だった。
ただ、凄いのが世界遺産に人がそのままの形で住んでいる事。
土楼の部屋の中で洗濯機や液晶テレビは異様だったが、火を炊き食事の準備をしてるのは逆に新鮮だった。
朽ち始めてる土楼も有る中、観光客も多く訪れるように成り過疎と観光地の二極化が表立ってるが、この国が本当に国際的感情を人々が持ち始めれば朽ち果てるのは停まるだろう。
それまで建物が持つのか?
相当疑問。
観に行くならお早めに♩
現時点では観る価値大!



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