『今、あなたは幸せだと思う?』


えぇ、幸せですよ…と単純に答えようと思ってたら


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え?

第一次世界大戦の日の質問が、何故『今、あなたは幸せだと思う?』なのか?


実はちょうど今『赤毛のアン』シリーズを読み返していたんです。

赤毛のアンの10巻『アンの娘リラ』は、第一次世界大戦中のカナダが舞台なんですよね。


アンの末娘リラは、この大戦中に15~19歳、まさに青春真っ盛り。

アンが自分の10代だった頃を思い出しながら『このような悲劇は一つもなかった。今日の娘たちはなんと苦しまねばならないのだろう!』と末娘リラを見ながら苦悩するシーンがありました。


『愛国』と『キリスト教プロテスタント』に対する違和感は常に感じざるを得ない赤毛のアンシリーズですが、それでもやっぱり大好きです。何回読んだか分からないくらい。


リラは可愛い享楽的な典型的末っ子ちゃんとして登場しますが、戦争孤児を育て、大好きな兄の死に直面し、アンをして『戦争はあなたをあまりにも早く大人にしてしまった』と嘆かせるほど思慮深く忍耐強い女性に成長します。

たくさんの悲劇にも出会いながら、それでも泣いてばかりじゃいられない。日々の仕事はこなさなきゃいけないし、笑えるようにもなる。そして、悲しみはありながらも幸せになれる。日はまた登り、人々は生きていくのだと。




さて、改めて。

『幸せか』という問いには。


『生きている限り幸せであろうという意志を持っている』と答えたいと思います。