テレビ画面にいきなり出てきた黒い腸の写真(^。^;)

アントラキノン系下剤(センナ、アロエ、大黄など)を長く飲んでいると『大腸黒皮症』…『メラノーシス』とも言いますが…になります。
カメラで見ると、本来綺麗なピンクの腸が、茶色~黒く変色してしまっている状態。

これ自体が病気な訳ではありませんが、腸が刺激されすぎていろいろ傷んでいる状態(T_T)
そこに腸を刺激する下剤を続ければ続けるほど、傷みがひどくなって、ちゃんと動かなくなる悪循環に陥っていっている腸が、こんな色になっているのです。

人間、歩きすぎて足腰が痛くなっても、休むと動けるようになるでしょう?
同じように、傷ついたり疲れたりした腸は休ませてあげれないとね(^^)そうすればまた動くようになるはずなのに。

下剤を飲んで腸を刺激し続ければ、どんどん疲れも傷みもたまっていってしまい。
ついには、刺激してもしても腸は動かなくなってしまう。

そもそも、便なんて毎日出なくたって問題ないことも多いのに。
真面目で几帳面な日本人だから(^。^;)

『毎日出さなきゃ』
『毎朝決まった時間に出ないとおかしい』
『仕事に行く前に出しとかないと』

とか、

『便が出ないと太る』
『腸の中で便が腐る』

果ては、

『自分が汚い気がする』
とまで悩んでしまう(つд;)

これが、刺激性下剤の習慣化、依存化を生じ。
最悪、薬を飲んでも出ないというところまで追いつめられてしまうことにもなりかねない訳です。

ちなみに、下剤って、結構な値段しますよあせる
依存化し、マジで家計を圧迫されている方も見たことがあります( ̄□ ̄;)!!

コマーシャルなんかに惑わされず、しっかりとした知識をもって対処にあたって下さいね。