さてさて、何故便を漏らしてしまうのか?
誰しも思い付くのは、
『肛門の筋肉が弱くなったから』
という理由でしょう。
確かにそれは十分条件になりますが、必要条件ではアリマセン。
つまり、便失禁のある人がみんな肛門の力が弱いとは限らない、ということです。
便失禁のタイプとしては、
A.便意がないのに知らないうちに便が漏れている
B.便意があり、我慢できなくて便が漏れる
の2つがいわば『慢性型』
この他に、
C.ガスだと思って息んだら便だった
D.肛門の上に固い便がラムネの詮のようにつかえていて、その脇から軟らかい便だけが外へしみだしてきている
というタイプがあります。
前回の記事へのコメントで、
『ガスだと思っていきんだら便だった(・・;)』
という方いらっしゃいましたが、これはC型てすね(^^)
肛門直上には、そこにきたものがガスなのか水っぽい便なのか固形便なのかを判別するセンサーがありますが。
そのセンサー、実は『圧力センサー』なのです。
圧力が高いと『モノ』低いと『ガス』と判定するだけので。
ちょびっとのベシャベシャ便が肛門の上にあっても、大半がガスだと『ガス』と判定してしまうのです。
年齢とかでセンサーのハタラキガ鈍ったとかではアリマセン(^。^;)
よくあることで、ご心配はいりませんよ(^^)