大腸がんまたはポリープの検査はひらめき電球

大腸の中を何とかして観察=『目で見る』ことです。


一番よく見えるのは、今のところやはり『内視鏡』

直接おしりから内視鏡を入れて、腸の中を観察する。

内視鏡についている穴から病気部分に色水をかけて観察しやすくしたり、器具を穴に通して細胞を取ったりポリープを切り取ったりもできるニコニコ

欠点は、カメラは『前方』しか見えないため、腸のひだの後ろ側に隠れてしまうようなポリープは見えないことがある(>_<)
そのあたりはやはり『熟練の技』が大切ですニコニコ

※そもそも大腸は薄く軟らかく、形が複雑で個人差が大きいガーン
『観察がきちんとできる』ためには、まずちゃんと大腸の一番奥まで内視鏡を送り込む技術が必要なのですねパー

ま、はっきり言って日本人は器用で凝り性なので、こういう分野は大得意(^^)
上手な熟練者は今や日本中にたくさんいらっしゃいますよ音符


ただ、それでも内視鏡には一歩踏み切れない、という方は現実にはやはりたくさんいらっしゃいます

トピックは、大腸CTによる仮想内視鏡と、カプセル内視鏡ニコニコ

どちらも、熟練した内視鏡専門医による発見率(検査の精度)には少し劣りますが、『苦しくない』と『ひだの裏側を見逃さない』がウリニコニコ

保険が適応になったので、以前ほど高額ではなくなりました音符


さて、大腸CTはひらめき電球
お腹のCTを撮影しその画像を繋ぎ会わせることで、大腸の形を立体構築し、仮想内視鏡として観察するという方法(ノ゜ο゜)ノ

欠点は、

1ある程度の大きさにならないと、CTにそもそも写らない汗
2平らなガンやポリープ(盛り上がってないガンなどもあるのですよ)が見つけにくいガーン
3CTでは切除できない。
※番組では言ってませんが、CTは放射線なので被爆という問題も無視はできないかもしれません汗


カプセル内視鏡は、カプセルの頭とおしり2ヶ所にカメラを取り付けてあるものです。
飲み込むと胃から小腸を通過し、大腸の中を流れていく間に、大量の写真を撮ります。
それを見て、ポリープやがんなどの病気がないかを観察するのですね。

カプセルに2ヶ所カメラが付いてるので、前と後ろの両方から観察ができますニコニコ

欠点は。
切除できない、は当然として。

もしも何かの理由で腸の中が狭くなっていたら、カプセルが通過できなくてつっかえてしまう危険性があることです。

あ、あと、保険は適応になりましたが、まだ費用は高めガーン


え~、長くなったので、更に③『便潜血検査』へ続く(^。^;)