さてさて。

④までほとんど前置きみたいなもんでしたが( ̄▽ ̄;)

本題の『肛門科で手術を受ける』についてです。


肛門科で手術。

まず、手術になることのある病気その1目


【痔核(いぼじ)】

これが手術の対象になるのは、

・血が止まらない時ひらめき電球

・痛みがつらい時ひらめき電球

そして、

・『もうっプンプン
排便の度にこんなでっぱり出てきちゃうの、ジャマッ!!
もうイヤッしょぼん
っとなった時ひらめき電球


痔核は悪性の病気ではないので、『自覚症状の改善』が主な目的になります。


『たまに血が出る』くらいなら薬で。

『時々結構血が出るけど、脱出はほとんどない』なら硬化療法(注射)で。
それぞれ、入院なしの治療です。


でも、硬化療法をしても血が止まらない場合はひらめき電球
手術という選択肢が出てきてしまう汗


痛みや腫れも、薬で治る(改善する)ことはかなり多いけど。

改善しなければ手術、かなあせる


もちろん日帰りでできる手術もある。


代表的なのが、

・『血栓性外痔核』に対して行われる『血栓除去手術』

肛門の外にできた『血栓』の上の皮膚に局所麻酔をして、皮膚を切開し下の血栓をハサミなどで除去してしまう。
肛門の外の皮膚の『切り傷』だけで済むため、通常は日帰りで行えますニコニコ

ただし、『肛門の外に出来たものだけ』が対象です。


・程度の軽い『脱出性内痔核』に対する『ALTA四段階注射療法』

痛みをほとんど感じない内痔核に、四段階に分けてジオン注という薬を注入し、痔核を縮小させる治療ですニコニコ

よく効く注射なんですが、『内痔核』部分しか小さくしないため、外痔核成分を伴うものには行えないしょぼん

これ以外の日帰り手術としては、『PPH』とか『ゴム輪結紮術』『内視鏡的痔核結紮術』などがありますが。


以上の日帰り手術のどれでも、どうしても治せない程度(形態)の痔核というのが残りますガーン


『日帰りでは治せない痔核』を治したい場合に行われるのが『入院痔核根治手術』な訳ですねパー