
こんな図がありました。
災害直後は『英雄期』
人々を守るために、自分を危険にさらしてまでも捜索や救援活動を行う。
そして『棚卸し期』
外部からの情報源にアクセスできるようになり、どこで何が起こったかの全貌が見えてくる。
ここからしばらくは『ハネムーン期』
みんなの利益のためにコミュニティが結集し力を合わせて活動する。
しかし、その後にくる『幻滅期』
物資の配給が、あまりにも少なく、遅く、十分でないことに不満が出てくる。
集団のメンタルヘルスはこの時期急激に悪化し、トラブルや暴力が発生したりする。
この悪化を少しでも予防し食い止めるのがこの時期の一番重要な対策である。
そのためにも被災者や復興にあたる全ての方が定期的な休息をとれる環境作りが必須となる。
今回の大震災は、今まさにこの時期に入ってきている。
被災者はもちろん、直接被災していない私ですらストレスや苛立ちを感じているのが現状だ。
どうか…どうか。
国よ、政府よ、国会よ。
頭を絞り、声を枯らし、夜を徹して話し合え。手を打て。
一刻も早い対策を。
現場は今も、命をかけているのだから。
それもできないのなら、全員まとめてガレキ拾いに従事しろ。
身体を使えば、頭は働く。
怠けていては、頭も鈍る。
動け。働け。考えろ。
自分のためでなく、ましてや選挙のためでなく。
国のために。
そのための国会議員なのだから。