富山県富山市(旧八尾町)の美しいお祭りです。
本来は秋の収穫祭にあたるもので、町ごとに列をくんで町中を歌い弾き踊りながら大人も子供も一晩中練り歩く『町流し』が基本。
この時期は学校すら休みになるくらいとって大切なお祭りなのです

全国に出ていっている出身者も、この日だけは戻ってきて祭りに参加するという人達がたくさんいます。
9月1日~3日が本祭ですが、歌や本で少し有名になったら、観光客が増えて肝心の『街中を練り歩く=町流し』ができなくなり。
困った町が知恵をしぼり、8月20日から前夜祭(長っ)をしたり、舞台公演を増やして観光客が踊りを見られるような工夫をしたりしています。
流れる楽器は三味線と胡弓ですが、『町流し』の最小単位は胡弓と歌なので、1人でもいい、2人でもいい。
隊列を組んだ町流しには体力的に参加できない老夫婦などは、人が減った真夜中からこの『2人きりの町流し』をやってたりします。
歌は節回しが独特で、若く張りのある声よりも、どちらかというと声が細かったりかすれたりするお年寄りの歌の方が雰囲気がでます。
西洋音楽の発声とは相容れない部分ですね

母が今年、久しぶりにお祭りに行ってきたということで、『ケータイで動画録れるのよー


今日のはその動画です。
男踊り、女踊りそれぞれの振り付けがあり、深くかぶった傘と相まってめちゃめちゃかっこよく美しく見える、その雰囲気が届くと嬉しいです
