人の身体をゴムボール野球だとしたら。

そのゴムボールを歪ませようとする力がストレッサー、力のかかったゴムボールの形がストレス状態、元に戻ろうとする力がストレス反応。

『ストレッサー』になりうるものはつまり『環境の変化』すべて。

気温や気圧・湿度の変化、仕事や家庭の変化、自分や家族の身体や心の変化ひらめき電球

言ってみれば、四季も、愛別離苦も、成長も恋も病気もすべては、『自分』を変化させる力=ストレッサーニコニコ

私たちは常に、『元に戻ろうとする力』と『変化させようとする力』、そして『経験』と『老化』により、結局は変化せざるを得ない。
全く変化しなければいつまでも赤ちゃんのままということになる訳で。

世界は常に変化していて、一瞬たりとも停止することはない。
生きている限り環境変化はあり、それに適応しようとする働きがあり、ストレスがある。

要するに、ストレスがあるということは、生きているということとほぼ同業で、そこには良いも悪いもないのである。

環境の変化に適応するのは人生の楽しみでもあるけれど。
適応できる限界を超えてしまうと対応しきれなくなり、心身に不調を生ずるようになる。

うまく変化し続けることができればそれは『適応状態』
力のバランスがとれていないのが『失調(不調)状態』
ということである。