野口晴哉『整体入門』ちくま文庫より引用ひらめき電球

おしりだって風邪をひく!?-2009100519330000.jpg

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よく「健康にしてもらいたい」という人がおりますけれども、健康というものは自分で産んでいかなくてはならない。人からもらうものではない(中略)

自分の生活の反映が今の健康なのです。自分の体の使い方の結果が今の健康である。異常なら自分の使い方の結果が異常なのです。だから異常を起こしてそれを治そうとするなら、体の使い方を改めなくてはならない(中略)

ご飯を食べるにしても、体に必要な時はうまいし、必要のない時はうまくない。動くにしても、エネルギーの調整が必要な時は快い、余分になると疲れる。エネルギーが余るとだるくなる、暴れたくなる。けれども、ちょうどいい時は快い。ちょうどよければ、暴れたあとでもそれが鬱散に役に立って快い。(中略)

ちょうどよいということは、快いという「快」という感じで現れてくる(中略)

だから人間は快い方向に動いていれば健康になるし、健康になればどういうことをやっても快くなる。そして、その快いという方向に逆らわないようにさえしていれば、自然に丈夫になっていく。

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長い引用で申し訳ないあせる
けど、『風邪』や『生活習慣病』の治療ってまさにこれに尽きるなぁと感じ入ってしまったわけでニコニコ
高脂血症などの狭い意味だけではなく、腰痛・肩こり・冷え性に便秘下痢、頭痛に不眠など。かなりの『ツライ症状』は、もしも本当に体の要求に気付くことができれば、改善する可能性を秘めていると思うのです。

この本では、その体の要求をいかに知るか、そしていかに素直に応えられる体にするかを、いろいろな実践的方法で示唆してくれてます。

しみじみ思いますが、ホントにこの方は天才というか、神のような身体の持ち主ですね。風邪が整体で治るなんて普通考えられませんもの晴れ
その身体から得られる天恵を、いかに万人に分かりやすく伝え、また出来る限り沢山の方にその恩恵が行き渡るように腐心した結果がこの『整体入門』であり『風邪の効用』であり。また先生の考案した『活元体操』なのですラブラブ

もう40年以上前に出版された本ですが、いささかも古くない。むしろ現代のストレス社会だからこそ、改めてもう一度考えなくてはならない素晴らしい内容でした音符

私も身体の声に従って、健康になれるよう、『活元運動』を始めてみたいと思います音符グッド!

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