食物繊維勉強会☆その1

松島ランドマーククリニック、つまり私が院長をしているうちのクリニックでは。
肛門を治すためには、排便を良くすることが最重要事項の一と考えています。

ですから、『排便指導』は、治療をしていく中で必要不可欠な項目です

本当は、私が全てを話すことができれば一番良いのでしょうが、現実問題としてはかなり難しい

極端なことを言えば、『いいおしりにはいい排便が大切ね』に書いたこと全てを説明することにもなり。
そうすると、説明に最低30分

説明する方も大変だけど、聞く方もめちゃしんどいわけで

やはりポイントを絞り、分かりやすく実行しやすいことから説明をすることが大切となります。

で、今年1月、肛門科として大切と考えるポイントだけを取りだした『排便がうまくいかない方へ』というパンフレットを作りました

これでかなり説明がしやすくなりましたが、それでもやはり診療に時間がかかる。患者さんの待ち時間が長くなるなどの弊害も出たため。

何度か勉強会を行い、４月からは、看護師が指導できるようにすることができました

結果、患者さんの待ち時間も減るなどの効果があったと同時に

患者さん側も、医師よりも看護師の方が質問などがしやすいようで

排便だけでなくいろんな悩みを話せるようになりまして

それによって、看護師もまた考えたり悩んだり、勉強することになるという良い連鎖を生み出しました

そうして、いろんな患者さんとお話していく中で

やはりここは一度、栄養士さんといろんなお話をしてみたい、聞いてみたいとの声が看護師からあがったのです

それで本日、ランドマーククリニックの方に栄養士さんに来てもらい、排便に関して食事の側面からの話をしてもらいました

話を聞くだけではなく、普段患者さんから質問されることが多い看護師の立場から、訊ねたいことがたくさんあったため

予定外に長く、また実りある会になりました

長い前振りでしたが、実際にどんな話がなされ、どんな解決法を見いだしたのかという点に関しては次回また記事にしたいと思います

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