肛門科手術の前後で大切なこと

一に排便二に排便三、四がなくて五に排便っ！

というくらい排便が大切ですね

術後をできるだけ快適に不安なく過ごすには、手術の前に『良い排便』を理解し体感しておいてもらうのが一番なんです。

痔の手術をすれば排便が良くなると思っている方が時々いらっしゃいますが。

排便がうまくいかなくて苦労したことが痔を悪化させることはあっても。
いぼ痔(痔核)のために便が出にくくなるということはまずありません

だって、便秘や下痢は『お腹(消化器)』の問題ですからね。
つまり、痔がなくなっても、それだけで排便が良くなるという訳ではないのです

特におしりの術後は、便が硬けれは痛みや出血の原因になり、下痢をすれば傷の痛みや感染のもとになる。

排便の良し悪しが、そのまま術後経過の良し悪しにつながると思って間違いありません。

ですから、もともと便秘や下痢がひどかったり、極端な排便(トイレに30分座らないと便が出ないとか、浣腸で便を出している)の人の場合は。
手術の前に排便をきちんとできるようにしておかないといけないのですね。



めったにトイレにはついてこないななにゃんが、珍しくトイレの中からメッセージしてくれました

そういうことなんです
是非とも覚えておいて下さいませね

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