昨年、最後の金沢和傘職人と言われる松田和傘屋さんを訪ねました。玄関は開いていましたが、いくら呼んでも出ていらっしゃらないので吊り下げてある傘やまだ張りかけのを見て、どの傘をゆっくり楽しんでいました。
色分けのはっきりした派手なものにしようと半ば心を決めていましたが、松田さんご本人が出ていらっしゃって話をしているうちに「あんなにはこれや」と渡してくださったのが写真のです。挿してみて鏡を見た瞬間、傘のあまりの美しさ、顔映りの良さに茫然とし、即座にこれに決めました。
雨傘は修理しながら使えば百年もつよ、おれが生きているうちは修理するが、と笑っていらっしゃった素敵な松田さん。最後の金沢和傘職人なのに、頑としてお弟子さんをとらなかったので、「金沢和傘」と言えるのは松田さんのお作りになるものだけになります。お近くに行く機会がありましたらぜひ!見るだけでも本当に目の保養、心の洗濯です。

色分けのはっきりした派手なものにしようと半ば心を決めていましたが、松田さんご本人が出ていらっしゃって話をしているうちに「あんなにはこれや」と渡してくださったのが写真のです。挿してみて鏡を見た瞬間、傘のあまりの美しさ、顔映りの良さに茫然とし、即座にこれに決めました。
雨傘は修理しながら使えば百年もつよ、おれが生きているうちは修理するが、と笑っていらっしゃった素敵な松田さん。最後の金沢和傘職人なのに、頑としてお弟子さんをとらなかったので、「金沢和傘」と言えるのは松田さんのお作りになるものだけになります。お近くに行く機会がありましたらぜひ!見るだけでも本当に目の保養、心の洗濯です。
