誰でも簡単に作れる、おくすりファイル | 薬剤師の在宅医療奮闘記

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患者さんを助けるのは医師、看護師やケアマネージャーだけではありません。
薬物治療の担い手、薬剤師の活動を報告します。





お久しぶりです。
夏休み充電していた、
あらいぐまです。

8月は夏休みということで、全く更新しなかったのに
何やら最近、応援コメントをもらうことが多くなり
執筆魂に火が付いた
今日この頃です。

今回は以前チラッと出てきた、おくすりファイルについて
お話しします。

チラッと出てきた記事はコチラ→

おくすりの管理と言えば、

おくすりカレンダー

お薬カレンダー

とか、

おくすり管理ケース

お薬管理ケース

がメジャーです。

個人宅を訪問すると大体どちらかを使っていたり、
使うことになったりします。

どちらも、既製品が多々あり
選択の自由度が高いです。

しかし、数種類のものを店頭販売しているところが少なく
中々手に取る機会がないので、
使い勝手の部分の確認が難しいです。

一応、サンプルを取り寄せる事が出来るものもあるので、
一部の商品については手に取って確認することが出来ますが、
時間や手間がかかってしまいます。

先日、日経ドラッグインフォメーション(2014.6)で、
おくすり管理ツールのグランプリが選ばれていました!

そこでは日めくりカレンダー式のお薬カレンダーが
大きく取り上げられていました。

日めくりカレンダー

日めくりカレンダーを
めくることが出来る方であれば有効ですね!!

どの管理方法も本人の認知症の進行具合や
ご家族や各種サービス担当者の介入具合によって
管理状況が変わってきます。

ですので、
これが一番良いっ!!
とかはないです。

これから紹介するお薬ファイルの対象は
軽度の認知症患者さん、

あるいは、

ご家族ないし各種サービス担当者
割と高い頻度で介入している
または施設に入居している場合
に適していると思います。

では、まず実物を

どんっ!
お薬ファイル①

はいっ!単なるリングファイルです(笑)

これじゃ意味分からないので
見開きで

どどんっ!!

お薬ファイル②

え~
モノイレリフィルに用法シールを貼っただけです(笑)
8ポケットタイプを使い、
用法が分かりやすい様に色分けしたシールを貼っています。
余ったポケットには日付を書いたメモを入れたりします。

さて、どうやって作るかというと
リフィルはアスクルで買います。

何故なら、
このモノイレリフィルは
アスクルのオリジナル商品なのです。
最新の2014年秋・冬号のカタログだと
69ページにあるので確認してください。

私のオススメは
ソフトタイプの8ポケットと
ハードタイプの1または4ポケットの組み合わせです。

ソフトタイプの8ポケットは、
起床時、○食前、○食後、眠前の
用法シールを貼り1枚のリフィルで1日分とします。
それを7~14日分用意します。

ハードタイプの1または4ポケットのものについては、
ちょっとした軟膏やラキソベロン液などを入れます。
ですのでファイル1冊につき1~2枚、最終ページに入れ込んでいます。

一応これで完成ですが、
必要に応じて
表紙と背表紙にテプラで作った名前シールを貼ったり
表紙の内側に薬情を貼ったりしています。

正直な話、お薬カレンダーをファイルにしただけですね

しかーーーしっ、
お薬カレンダーと一味違うところもあります!

施設や病棟での管理で真価を発揮するのが、
お薬ファイルなのです!!

基本形は上述した通りなのですが、
施設などからは1人1冊の管理だと
食事時に人数分のファイルを出すことになり
管理が大変とのお言葉をもらうことがあります。
そういった、お話を頂いた時は、
1リフィル1用法に変更します。

どういう事かというと、
1枚のリフィルに部屋番号と名前のシールを貼ります。
そうすると1枚で8人分のセットが出来ます。
施設の1フロアは多くて20人ぐらいだと思うので
1用法につき3枚あれば十分だと思います。

この運用方法の場合は、インデックスリフィルを使って
用法ごとに仕切りを作った方が分かりやすいです。
また、1冊で1フロアの1日完結になるので
7~14冊のファイルが必要になります。

ただし、この運用方法は
誤薬の危険も孕んでいます。
1人1冊運用であれば、服用タイミングの間違いはあっても、
他人の薬を飲むことはありません。
しかし、1リフィル1フロア管理となると
間違って他の人の薬を服用させてしまう
危険がありますので
介護スタッフの注意力が必要となります。

どちらの運用方法にしても、
訪問時に入れ替えるだけでよいので、
配薬時間が大幅に短縮され、
店舗でのセットの時間はかかりますが

服薬指導はもちろんのこと
バイタルサインチェック
フィジカルアセスメント
処方評価
に充てる時間が確保できます。

良い点、悪い点ありますが、
患者さんの状態、置かれている状況を判断して
より良い管理方法を提案して頂けたらと思います。

もし、このブログを読んで実践する際には、
『この方法、雄飛堂薬局のあらいぐまさんが
 ブログで推奨してた方法なんですよ』
と言ってもらえると、ありがたいです。

風のうわさで聞いた時、
ドヤ顔を決められるので(笑)

ちなみに、
日本在宅薬学会でもお薬カレンダーを販売しています。
まだ購入してないのですが、
既製品で物足りなかった部分を
改善したものみたいです。

ご興味があれば1つ買って使ってみてください。

↓こちらで購入できます。
日本在宅薬学会のお薬カレンダー

そんなこんなで1ヶ月ぶりのブログを
最後まで読んでくれてありがとうございました。

ついでに、

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久しぶりに書くと文章のキレが悪いなぁ

と思う今日この頃・・・。