写真はマンションの内覧会で撮りました。写しているのはバスタブです。ご覧頂きたいのは、紅いテープが貼ってあるところで、キズが2箇所あります。何かを落としたのか、ぶつけたのか、小さなキズですが、表面の仕上げがはがれています。このようなキズを見つけたら、不具合として指摘すべきです。

バスタブの表面の塗装がはがれてはまずいです。このような不具合は住んでしまってから気が付いても、売主の責任か、買主の責任か、責任の所在が不明確になりやすいものです。ですので、まだ、誰も住んでいない状態で指摘をした方が、売主の管理下にあるわけですから、不具合として指摘がし易いです。
内覧会に行きましたら、バスタブにも入って、表面の状態も良く観察して下さい。そこでキズなどを発見しましたら、売主に不具合として指摘すると共に、補修で直すのか、交換するのか、どのように補修するのかも聞いておくと良いでしょう。
バスルームの壁のパネルも同様です。バスタブや壁パネルにキズが入っているケースはあります。お湯をためたり、シャワーを使ったり、相手はお湯や水ですから、このような不具合は、漏水の原因になりますので、しっかりと直してもらわねばなりません。(611)