写真はマンションの内覧会で撮りました。部屋の外にはきれいな花の庭が見えて、その向こうは青い海が望めます。そんな景色を楽しむため、手すり壁もガラス製にしています。オプションでベランダにウッドデッキを設置してみました。ウッドデッキと言いますが、写真は木材のように見える硬質の樹脂製です。ベランダは環境の厳しいところですから、樹脂製の方が丈夫です。

リビングとデッキとを同じ高さにしたので、ベランダに出やすくなりました。また、リビングの床と一体感が出てきますので、広がりを感じます。ウッドデッキを置いただけで、部屋の趣は随分と変わるものです。このように景色が良いお部屋であれば、ベランダにウッドデッキを設置したくもなります。
ただ、ベランダは環境的には極めて厳しいところです。強い日差し、雨、風、このような過酷な気象条件の中で、長い間、ウッドデッキは耐えなくてはなりません。年月の経過と共に、デッキが反って来る、色が褪せてくる、そうなると、返って汚くもなってしまいます。また、デッキ間に隙間もありますので、物を落としたらどうする、掃除をどうする、なども考えておかねばならないでしょう。 ベランダは共用部ですのでマンション住民全員の資産となります。ただ、専用使用権という、ここに住む人だけが使用する権利が与えられています。ですので、ウッドデッキは固定せず、取り外しが出来るようにしておかなければなりません。(8718)