いよいよ内覧会の日となりました。写真はお部屋の内覧に向かうご夫婦です。不安と期待とが入り乱れます。新しく出来た建物を見ると、やっと出来た、と感動しますね。ここまで来るには、マンションか一戸建てか、ローンの工面、子供の教育など、たくさんの苦労がありましたから…

内覧会は建物が買主へ引き渡される直前の、部屋の出来上がりの最終確認の日となります。最初で最後となりますので、とても大事な日です。限られた時間の中で、気持ちを集中させて、部屋の中を、不具合が無いか、隅から隅まで観察しなければなりません。内覧会では、不具合の項目は少なくても20、多い場合は70ぐらい出てしまいます。建具は動かして、水も出して、そこに住み始めた気持ちになって、確認してみることです。そして、気になるところは、何でも、売主に指摘し、聞いてみることです。たくさんのお金を準備してお買いになった新品のマイホームですから。
内覧会には、なるべくご夫婦そろって、また、お子さんもご一緒に参加されるのも良いと思います。お子さんにも、この部屋に住むんだよ、しっかり見て、とも言えます。お一人であれば、親しい友人と行くのが良いでしょう。複数の人がいた方が、落ち着きも出ますし、目の数が多い方が、不具合も見つかる可能性が高くなります。(832)