
上の新聞記事は、7月4日、朝日新聞の夕刊です。免震構造が、直下型地震だけでなく、広範囲の地域を揺らす長周期地震にも効果があることが報じられています。記事は、いくつかの免震ビルの地震時の観測データに基づいています。その観測データは以下のようです。
建物概要 地域 震度 地面加速度 最上階加速度と揺れ幅 免震なしと仮定 免震効果
仙台MTビル
18階高さ85m 仙台市 6強 310ガル 190ガル 16cm ーーーーーーー 39%減
18階高さ85m 仙台市 6強 310ガル 190ガル 16cm ーーーーーーー 39%減
渋谷代ゼミタワー
26階高さ134m 渋谷区 5弱 98ガル 46ガル 19cm 126ガル 45cm 63%減
26階高さ134m 渋谷区 5弱 98ガル 46ガル 19cm 126ガル 45cm 63%減
鹿島本社ビル
14階高さ59m 港区 5弱 ーーーーーー 132ガル 26cm 194ガル 36cm 32%減
14階高さ59m 港区 5弱 ーーーーーー 132ガル 26cm 194ガル 36cm 32%減
ここで注目すべきは、高さ134mのタワービルの場合、免震構造にすると地震時のエネルギーが1/3近くに低減される点です。これからは、タワーマンションであれば、特に、免震構造に注目が集まることになるでしょう。
また、日本免震構造協会によるアンケート調査では、免震構造の場合、高さが100m以下のビルの最上階で、揺れは左右40cm以下、首都圏での揺れは20cm以下としています。免震構造と一般的な構造とでは、地震による揺れの幅を25%~50%低減したと報告しています。詳細は、今年の秋に発表するとのことです。
また、日本免震構造協会によるアンケート調査では、免震構造の場合、高さが100m以下のビルの最上階で、揺れは左右40cm以下、首都圏での揺れは20cm以下としています。免震構造と一般的な構造とでは、地震による揺れの幅を25%~50%低減したと報告しています。詳細は、今年の秋に発表するとのことです。