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上の写真はウォークインクローゼットの引き戸です。ご覧頂きたいのは、指を掛けているフックです。このフックは何の為にあるのかお分かりになりますか?
引き戸の場合、戸を開けた時に、引き残しというのを設けます。引き残しとは、引き手(指をかけて開閉する凹み部分)部分を表に出すようにしておくことです。引き残しがあれば、戸を閉め易いし、開ける場合でも、戸と戸袋の間に指を挟んでしまうこともなくなります。
ただ、引き残しを設けますと、その分僅かですが、戸の開口幅が少なくなってしまいます。写真の引き戸では、少しでもクローゼットの開口幅を多く取る為に、引き残しを設けておりません。それでは、戸の開閉がしにくくなってしまう、ということでフックを付けたわけです。戸を閉めるときには、フックを写真のように出して、指に引っ掛けて引きます。戸を開ける時には、指を挟まないように、引き手の部分を欠いています。細かい点に気を使っている引き戸です。