女は男に言った
「あなたは私の光よ」

男は言った
「光でなんてなくてもいい
 人間としてみてくれ」

女は努力した

しかし
その努力は男の期待には到底及ばなかった

それどころか
男からすると
全く善意が感じられない、
気持ちがあれば違う行動になるだろう、
という気持ちが日に日に募るばかりだった

三年後、結局男女は別れた

女は、男のことを心の中では最後まで人間として見れていなかったことに気付いた

女は、男のことを「光」「憧れ」「自分にない部分」と見ていたのだ
つまり「魂」に惹かれていたのだ

男は「同化」することを望んでいたのだ
「共感」や「共存」「おもいやり」を
「人間」として同等であり「共有したい」と望んでいたのだ

女は男を己を世界を時間を人をサダメを
すべてを許した