2011年3月20日にオープンしたHARMONIE H AT STATE HIMEJI BANKの竣工写真が手元に届きましたので、
設計コンセプトと合わせて御紹介させて頂きます。


外観


オリジナルアイアンワークによるブラケットサイン


メインエントランス


レーザーカットされた生地を吊るした光壁


平日はカフェ営業を行うカフェ「ラシェル ド ユイット」


地下1階から3階まで吹きぬけた大空間を有する「チャペル ド コルドラ」


バンケット「ハンネローネ」


バンケット「アートドゥカット」
平日はランチ・ディナー共にレストラン営業が行われる


バンケット「アートドゥカット」はガラス1枚で間仕切られたオープンキッチンを有する


バンケット「アートドゥカット」に隣接するBAR「ヒメジクラブ」


挙式までの間、来賓の方々の待合になる「ライブラリラビル」


「ライブラリラビル」に隣接する親族控え室


式当日、新郎新婦の控え室となるブライズルーム
すべてで5室あり、すべて異なるデザインとなっている



「設計コンセプト」

計画場所は姫路駅に近く、半世紀の間、銀行として姫路の城下町と共に歩んできた建築物を、結婚式場へリノベーションするプロジェクトの依頼がありました。
初めてこの計画場所を訪れた際、姫路の人々の記憶にある風景や建築物としての歴史を継承することが必要であり、姫路の人々に愛される施設となることがこの建築の使命であると感じました。

計画に際してバンケットを2つ、チャペルを1つ、それに付随する空間を設けることにしました。
「チャペル ド コルドラ」と名付けたチャペル は地下1階から3階のスラブ下まである9mの吹き抜けの大空間を構造補強することで確保。
ステンドグラスをイメージした7色の計210個の特注ペンダント照明が浮遊する、美しい光に包まれた空間はスタジアム型になっており、両サイドから新郎新婦の誓いの時間を暖かく見届けることができる。
バンケットは1階と3階にあり、1階バンケット「ハンネローネ」の壁面には油絵を主とした様々な絵画が設置されています。

3階バンケットはカトラリーや炎などの食に関する要素が集められた「アートドゥカット」レストラン営業も行う賑わいのある空間となっています。バンケットと厨房はガラス1枚で隔てられ視覚的にオープンとし、客席からは厨房全体を見渡せ、シェフたちのパフォーマンスを感じながら食を楽しむ空間を演出。

1階に設けられたカフェ「ラシェル ド ユイット」は人々に自由に楽しんで頂けるようカフェ営業を行う、街に対して開けた計画としました。
施設全体には国内外アーティストに依頼した絵画や彫刻作品が配置され、訪れるゲストたちを迎え入れます。

HARMONIE H AT STATE HIMEJI BANKの施設名にある「H=アッシュ」の一文字には沢山の思いがこめられています。頭文字に「H」が付くHAPPY、HITO、HARMONIE・・・そしてHIMEJI。
歴史ある城下町姫路に誕生したこの式場は人と人を紡ぎ、訪れる人が幸せになり、街の人々との調和を目指した施設となりました。 


HARMONIE H AT STATE HIMEJI BANKは2011年5月28日発売の雑誌「商店建築」に掲載されます。
書店で見かけられましたら是非一見ください。
また、各国のデザイン雑誌やウェブサイトにも掲載予定です。
また御紹介させていただきます。

PROCESS5 DESIGN
武田憲昭


計画名称:HARMONIE H AT STATE HIMEJI BANK
開店年日:2011年3月20日
主要用途:ブライダル施設
計画場所:兵庫県姫路市南町47
設計企画 プロデュース:株式会社タオトンヴィラ 呉羽英樹
設計監理:PROCESS5 DESIGN 武田憲昭 吉澤生馬
施工管理:株式会社鍛冶田工務店
照明計画:株式会社ウシオスペックス
その他多数協力業者

HARMONIE H AT STATE HIMEJI BANK
TEL:079-287-1222
FAX:079-287-1223
HP:http://www.harmonie-j.jp
HP:ゼクシィnet