会社倒産寸前で非常にヤバい状況に立たされているワタクシ。

会社の上司から
『会社、非常にヤバいから身の振り方考えておいた方がいい』と、言われたその日に何軒か電話をかけて問合わせをしたうちの一件。

東京に本社のある超大手企業。

まず、無謀だろう。

無謀だろうが何だろうが立ち止まってる暇はない。 
 
何とか面接していただけることになっていた。

10分前に訪問し、
一通り面接をした。 

『では、これより筆記試験をさせていただきますが、筆記用具はお持ちですか??』
 
ここで筆記用具が無かったら落とされるのだろうか…

などとどうでもいいことを考えながら、常にカバンの中に入っている娘から貰った愛用のペンケースを取り出し、その中からボールペンを取り出す。

ペンケースを閉めているときにふと思った。

こんな変わったペンケースでフザけてると思われただろうか???』



しかも中身は献血センターで貰った『けんけつちゃん』のボールペンだしガクブル汗

マッキーペンケースの中身マッキーだし。
しかもノックだし。
横着者だと思われるかしら?(笑)?ガクブル汗


高校卒業の際、面接に持って行く筆記用具はキャラクターなどのついていないモノにしましょうと先生に教えられたことが頭をよぎり、けんけつちゃんのボールペンを握ったわたしの右手は不安に陥っていた。

チラリと面接官に目をやると、履歴書を凝視している。
ペンケースは見られていないようだ…ホッためいき

ペンケースをカバンにしまい、目の前に置かれた用紙に目をやると…

でっかい四角と数字。

論文を書くためのでっかい四角の枠と、計算問題だった。

その瞬間、
不採用だな、こりゃ…
と、思った。

そんなわたしの思いとは裏腹に、次は実務試験となった。

実務試験の試験管は、身なりのキッチリとしたオールバックの眼鏡の紳士。

靴もピカピカである。

そこへ行くとワタシは普段バスを運転する時も履いている、履き慣れた小汚いハルタのローファー…。

オールバックの靴に関心しつつも試験は始まった。
 
12㍍のバス。
ウチの会社のバスとはドアーのスイッチの場所も違う。ギアのクセも違う。

アタフタアタフタ
(゜Д゜;≡;゜Д゜)

アタフタアタフタ
(゜Д゜;≡;゜Д゜)


シフトミスした。
  
うっ・・・うっ・・・うっ・・・うっ・・・うっ・・・うっ・・・うっ・・・うっ・・・うっ・・・うっ・・・


もー、ダメだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

とりあえず、指定されたコースをどこにもぶつけることなく走り終える事が出来た。

最後に車庫入れ。
 
コレは、ウチの会社とちがって敷地が広かったので楽だった。

バックモニターにも目印が着いていて、逆に羨ましかった。

本日の一次試験の結果は、明後日頃に来るという…。

あー、怖い(T-T)