そもそも 何のために 会計があるのか | 公認会計士 野田弘子の会計と経営の話し

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セミナーで 減価償却は何のためにするのか


というお話をしていて、終わった後質問にいらっしゃる方の反応でハッとしたことがあります。


簡単に言ってしますとですが、


固定資産の減価償却は 固定資産を使用することによる価値の減少減耗を表すためのもの 


または費用の配分であり、


何年で償却するかは本来は個々の会社の状況によって違うはず

ですが、公平に税金を計算するという目的で定められている税法の耐用年数省令によることが一般的です。



ところが、どうも、 


法人税法に規定があるから減価償却をしなくてはいけないんだ~


と思っていらっしゃる方が多いような気がします。


会計は自分の会社について知りたい方に伝える メッセージ の一つです。


どのように自分の会社を表現したいのか。主体は自分にあります。