外資で働く 9 | 公認会計士 野田弘子の会計と経営の話し

公認会計士 野田弘子の会計と経営の話し

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会計を知らずして経営はできません。
会計は経営のツールです。

会計に携わっている経理部の方にはもっと経営に携わってほしい
経営者には会計を使いこなしてほしい

そんな思いで日々活動しています。

こんな思い出が・・・

あるとき、社内会議が終わって別の部の部長と帰りが一緒になったんですが、日本企業から転職してきたばかりの彼は、”う~ん、会議で物事って決まるんですね~”としみじみ言うので、”へっ?”。”僕の前いた会社では、会議で何か決まるってことはなかったんですよ。先送りか、あとは根回しで・・・”とのこと。これはちょっと驚きました。


先日、ある集まりでトップが日本人から欧米人に変わった日本企業の方に、“昔と変わりましたか?”とお聞きしたところ・・・


・会議で物事が決まるようになった

・取締役がみんな働くようになった(コミットした目標が達成できないといられないので)

・したがって、部下の一人ひとりの職務範囲と権限が明らかになった


とのお答えでした。これがすべての日本系企業に当てはまるわけでも、外資系企業のほうが優れているとも決して思いませんが、概して外資系は物事を進めるスピードは速いのかもしれません。