"体臭"といっても様々な疾患が原因となっているものから、心理的要因によって、

本人だけが気になっているものまで、種々様々ですが、今回はまず、

体臭が発生するメカニズムと全般的な予防法についてお説明します。

◇「快」な臭いと「不快」な臭い

体臭、つまり、身体から発する臭いには、人に「快」をもたらすものと

「不快」をもたらすものの2種類があります。

例えば健康な若い女性が放つ体臭は、俗にいう"フェロモン"として男性を強く

ひきつけます。

一方、「不快」をもたらすものとしては、口臭、ワキガ、足の臭い、頭の臭い

などがあります。

例えば、ワキガは汗腺の一つであるアポクリン腺から出る脂肪分が細菌によって

分解されることによって発生しますが、遺伝的体質や内分泌系の疾患によって

その分泌のバランスが崩れると、これが不快な臭いとして感じられるようになります

◇病気によって発生する体臭

多くの疾患が内分泌系の異常や失調を伴うことから、それが原因となって体臭が

強くなる傾向があります。たとえば、高脂血症や高血糖、腎疾患、甲状腺機能異常、

消化器系疾患などによって、本人はもちろん、周囲の人たちにも体臭を感じせるよう

なることがしばしばあります。

もし、あなたが自分の体臭の変化が気になったり、他人から体臭を指摘されたりした

場合には、何らかの疾患を疑って、早期の検査、診断を受けることが必要です。

◇食品によって改善される体臭

疾患が原因となっている体臭は原疾患の特定と早期治療が必要ですが、単に体質的な

ものや生活のアンバランスなどが原因となっている体臭であれば、食生活の改善など

よって相当程度に抑えられることが分かっています。

まず、脂肪分の多い食品は皮脂腺を活発化させてしまいますから、極力控えめに。

また、アルコールも体内での分解過程で臭いの元を作り出しますから、控えめにしま

しょう。

一方、赤ワインやお茶などに含まれているポリフェノールは、身体に吸収されて臭い

の元と

なる皮脂などの分泌を抑制する効果があるようです。

また、きのこ類や緑黄色野菜は内分泌系の働きを助けるので、これも体臭を抑制する

ことが

出来ます。