牡蠣は美味しいですよね。殻付きの生牡蠣にレモンを絞って食べるなんて、
最高ですよね。
生食以外でも、焼いたり、鍋にしたり、フライにしたりと料理のバリエー
ションも豊富な牡蠣ですが、その栄養価の高さは広く知られており、魚介類を
生食する習慣の無い欧米でさえも、なぜか牡蠣だけは生食されています。
日本にもお店がありますが、海外には「オイスターバー」なんていう生牡蠣
専門のレストランもあるくらいです。
また、牡蠣の歴史は古く、古代ローマ時代から食べられおり、養殖も行われて
いたそうです。
★牡蠣に含まれるおもな栄養素
・亜鉛
・グリコーゲン
・タウリン
・マンガン
・鉄
・カルシウム
・タンパク質ビタミンB2、12
・ビタミンE
★牡蠣の栄養によって得られる効果
何よりもまず牡蠣に含まれる亜鉛の含有量は他の食材を圧倒的に凌いでおり、
驚異的とさえいえます。
そのため、味覚障害の予防や改善、抗酸化作用、免疫機能の維持、皮膚や骨など
の機能の維持に亜鉛を多く含む牡蠣はうってつけの食材なのです。
グリコーゲンは、摂取後にすぐ体内に吸収された後、筋肉や肝臓などに蓄えられ
ます。そしてスタミナ源として即効性のあるエネルギーとなります。
運動をする前に摂るといいでしょう。
タウリンは栄養ドリンクのCMでもよく耳にしますが、疲労回復に効果のある
栄養素です。そして、疲労回復と同時に疲れにくくなるという効果も期待できるのです。
タウリンには、胆汁酸の分泌を促し、コレステロールを分解する作用があり、
コレステロール値の上昇を抑える効果も確認されています。
また、視神経系の機能を整える効果もあり、眼の疲れや、視力の衰えを抑えます。
目をよく使うお仕事をされる方には良いでしょう。
パックで売られている牡蠣を選ぶときのポイントですが、身のまわりの部分の
縁の黒い部分が鮮やかで、身がふっくらとしていて、つやがあるものを選ぶと
良いでしょう。