[香港 11日 ロイター]
香港当局は11日、養鶏場で毒性の強い「H5N1型」の鳥インフルエンザウイルスの感染が確認されたことを明らかにした。
中国本土から持ち込まれた卵が感染源である可能性については、調査を行うとしている。
5年ぶりの鳥インフルエンザ感染が確認されたのは中国本土との境界に近い養鶏場で、香港当局はすでに多くの鶏を処分している。
世界保健機構(WHO)によると、2003年にアジアで流行して以降、H5N1型ウイルスによる死者は計200人を超える。専門家は、同ウイルスが突然変異によって人から人への感染能力を持つことを懸念している。