毒と薬
薬と毒は紙一重
これは、医療においても避ける事が出来ない課題です。
それは、副作用!
体内には、数万種類のたんぱく質がありますが、その中には、よく似た構造をもつもの、1つで複数の機能をもつもの、多くの連携で1つの機能をもつなどです。
これは、人間社会と同じ構図では、無いでしょうか、、どちらが先かは、鶏と卵の話しになりますが、副作用とは、犯罪、正常に機能させる動くに対して、自己主張をした機能が多く、反乱をおこす、しかし、数の原理で、多数をしめたら、勢力は逆転します。
1つの犯罪に1つの解決方法では、対応できないです、薬も同様で、1つの毒に1つの薬では、対応できないのが、現状です。
これは、1つのタンパク分子にだけ作用するとは、限らないからです、目的外のたんぱく質に結合したり、考えてもみない機能まで止めてします事があるからです。
癌に効く=猛烈な副作用
が、倫理でも余生をどう過ごすかの議論にもたびたび登場しますが、永遠の課題かもしれません。
しかし、タンパク質生物化学の研究の進歩により、体の機能を改善できる抗体は、現在でもあります、病になる前に、体に病にならない体質をつくることも、癌にかからない、1つの手段でもあります。