蒸し暑い季節は、あんみつが実にうまい。

 

賽の目状に切られた半透明の寒天、ふくよかな赤エンドウ、もっちり求肥に、酸味のきいた干し杏子。

 

そして、ピンポン玉大の小豆餡を乗せ、濃厚な黒蜜をたっぷりかける。なんと賑やかな。

 

食材一つずつをじっくり味わうもよし、どれかとどれかを一緒に食べて愉しむもよし、各食材の個性が光る世界観は見事である。

 

思うに、あんみつは人類が目指すべきダイバーシティ社会の模範である。

 

互いを掻き消しあうことなく、持ち味を自由に発揮し、あんみつという一つの創造を成し遂げていく。

 

勿論、各々がユニークだから、それ単体でも味のある存在だ。

 

ただし、何でもありというわけではなく、皆があんみつの一員であるという認識を共有している点が重要だ。

 

混迷極めるこの時代に、人類は今こそ互いを尊重し、地球というあんみつ社会の一員として、新しい世界を共創していくべきだと思うが、あなたどう思いますか?

 

 

-----おわり-----

 

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