新しい年の始まりを寿ぐ玄関の設えですね。
相田さんも年が明けて、イメージチェンジ♪
3人のお孫さんがいらっしゃる優しいグランパでもありますが、お正月は4日間でなんと、のべ50キロも山を歩かれたという相田さん。
心身ともに鍛え、これから漕ぎ出すTAKEFUの大海への航海に備えていらっしゃるのですね。
腹腔鏡手術にも使えるようにと、限界まで薄く、軽いガーゼができあがっています。
商品化一歩手前まで開発が進んで、ご紹介くださる相田さんも嬉しそうです!
竹の不織布ガーゼは、抗菌性を生かして滅菌殺菌など施さなくても、そのまま使えます。
使い方は自由。
さて。どんな使い方ができるか?
考えてみただけでもいろんなシーンが思い浮かびます。
赤ちゃんのオムツシートとか、おりものシートとかにはとってもよさそうですね。
発売が待たれます。
そして、2023年。今年のTAKEFUのゆく道。
相田さんは、「竹布の新たなスタート元年」と位置付けられていました。
2023年は、大きななすべきことが待っていると。
それは2001年竹布の持つ抗菌性を発見した時、「医療用のガーゼを作る!」と思った相田さん。次に考えたのは「医療用ガーゼに欠品はありえない。十分な原料となる竹を植えなければ」と言う思いだったのだそう。
そこから時は流れ、今中国西南部では、相田さんの想いに共感するかのような天の計らいでしょうか、世界中に医療ガーゼを届けられるほどの原料の竹が育っています。
大変大きな単位の量の原料を作れる工場を動かす準備を始める、そんな年になるのだそう。
新たな繊維の製造特許も取得し、これからのものづくりの可能性も広がるようです。
「わかってくれる人に届けば良い」と言う初期の竹布時代から、進化を遂げてきたTAKEFU。
今年は医療現場へ。そしてさらにアスリート用へと、どんどんその活躍の場が広がっていきそうです。
お話会後半では、この冬、満を辞して発売となった「ベリーウォーマーパンツ」と「NSウォーマー」のお披露目もありました。
私は一足早く「ベリーウォーマーパンツ」をゲットしたのですが。
これがもう、一度履いたら、手放せません。
締め付けは全くなくて、とにかくあったかい。
腹巻きと昔子供の頃履いてたあの「毛糸のパンツ」が合体したみたいな感じ。
冬のスカートの下の必需品となりました。
そして「NSウォーマー」
Nはネック。
Sはショルダー。
そう首と肩(肩甲骨)を冷やさない、あっためるタートルネックのこと。
これは、相田さんが10年前からずっと作りたかった商品なのだそう。
「どうして、そんなに?」と質問したら「風邪は首元から入ってくる。肩甲骨を温めることは動脈を温めること。それは健康の源です」と相田さん。
なるほど!
夜寝る時に、お布団から出てしまう肩から首を冷やさないために使っても良いですし、昼間、上着と合わせてタートルネックのセーターを着ているように装っても良いですね。
竹の筒状包帯などを作る無縫製の編み機を使うことで実現したのですって。
この冬、二つのウォーマーを使って冷え知らず、風邪しらずで過ごしたいですね!