今回の「春のツアー」は、初日のゆの里からいろいと特別なうれしいことがありました。

 

二日目。 

丹生都比売神社。

私の大好きな神社♡

 

雨でも晴れでも曇りでも、雪でも。

どんなお天気でも、季節ごとにそれぞれに風情があります。

 

今回は全く足元がすべる心配もなく♪

私も久しぶりに輪橋を渡ってみました。

 

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見下ろす景色は新鮮。

かみさまがお渡りになる橋ですが、こうして人も渡らせていただけてありがたいですね。

 

いつものように重要文化財の楼門の下で正式にご祈祷いただき、代表者による玉串奉納。

 

今回は、ネパールからいらしていた男性に代表をお願いしました。

玉串を奉納し、二礼二拍手一礼。

 

言葉も文化も異なるご出身ですが、祈りの気持ちは同じ。

 

とても思い出に残る参拝となりました。

 

そうそう、この方、

初日の重岡社長のお水のお話の感想を伺うと。「母国のお坊さんが話している内容とおなじ。ビジネスマン(社長)というよりお坊さんのようだ」とおっしゃってました。

 

大切なことが伝わったようで、社長も、私もとてもうれしかったのでした。

 

話を戻して・・・。丹生都比売神社でのこと。

 

参拝の後、禰宜さまに由緒説明をいただいて、境内を散策していたところ。

 

丹生宮司さまが「時間はあるの?じゃあ、こちらは僕がちょっとご説明しましょう」と。

 

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拝殿横の「禊川」をこえて「仏地」へ。

 

本殿などが立っているところは「神地」。

昔は神仏習合だったので、神社とお寺は隣同士に建っていたのです。

なので、「仏地」と「神地」。

 

その「仏地」の方へは、今まで時間もなかったこともあってツアーの際には皆さんをご案内することはほとんどありませんでした。

 

今回は、「蛇に注意」と言われながらも宮司さんに引率していただき、奥へ、奥へと進みました。

 

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 修験道というと、吉野が有名で、そちらが発祥の地かと思いきや、丹生都比売神社のある葛城地方が修験道のはじまりの地であると認定され「日本遺産」に登録されています。

 

その証とも言える修験道の開祖、役行者の祠がありました。

 

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梵字が刻まれた石碑も。

 

異なる宗教が長い年月融合して生活の中に息づいてきた日本という国。

日本遺産。世界遺産。

 

後世に残して伝えていきたい精神性のひとつですね。

 

そして日本遺産登録1周年を記念して、7月にはこちらで京都の聖護院さんを招かれ。コロナ平癒、世界平和を願っての護摩焚きが行われるのですって。

 

 

 

祈りと願いを込めて護摩を奉納された方もいらっしゃいました。

素晴らしいタイミングの参拝となりました。

 

 

そしていつも通り。バスの中で竹布の「祓布」のご紹介をさせて頂いたのですが。

なんと!今回は「祓布」欠品。←お守りのこと、欠品なんて言ったら良くないかもですが。

 

ちょうど切れてしまっていたみたいで、祓布のガーゼハンカチをお求めでした。

 

 

 

という、今回の丹生都比売神社を後にして、次は高野山へ。