コーチングトレーナー肌勢 健二(はだせ けんじ)です。
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僕は高校で単位が足りず、先生に土下座して卒業した過去があります。(もう25年前の話し)
1年生の1学期から3年の2学期まで①しか取れなかったある科目の先生に土下座して、3学期だけ②をもらい卒業したのです。
「先生、このままだとオレ卒業できないんだ」
「ほかの科目の先生にも頼んだけどもう追試はないって」
「あとは先生しか頼める人がいないんだ・・・」
①しか取ったことのない授業。
僕の授業態度がどんなだったか想像がつくかと思います。(^^;
「それが人にものを頼む態度か?」
一瞬、何を言われているのか分からなかったけどすぐに察しました。
(先生だって人間だもんな・・・)
さんざん先生の尊厳を踏みにじった僕への、
3年間の復讐が土下座しろ!でした。
そして僕は床に手をつき土下座をしたのです。
「もう、いいよ」
それだけ言って、
あとは僕の存在なんかないかのように仕事に戻る先生。
内心、腹が立っている自分とこれで卒業できると安堵している自分がいました。
その後、担任も生活指導の先生からも何も言われないままあっけなく卒業を迎えました。
通知表のあの先生の欄は②になっていました。
(当時は誰も知らなかった僕の秘密)
この経験はその後に大きく役立ちました。
社会は意外とルール通りに動いていないかも!?
ルールではなく「感情」が優先されることが多いのでは?
それから僕は、例えば就職先を探しているときの募集項目の条件なんて気にしなくていいって思えるようになっていました。
だって、相手は人間だもん。
こちらの情熱や誠実さを伝えることができれば(相手の感情が動けば)
きっと採用してくれるに違いないって。
友人からの相談も同じことをアドバイスしてきました。
「年齢制限があるんだよねー」
「経験者優遇ってなってるんだよねー」
「そんなの大丈夫、自分を採用しないと損するって伝わるように努力すれば絶対採用されるから」
まだ若かったこともあったと思いますが、
だいたいこれでみんな突破していました。
いま、経営者の立場になって確信しています。
年齢制限とかホントは関係ない。
そんなことより熱意や誠実さを測りたい。
あらかじめ決められた基準を満たしていなくても、相手が本当に欲しがっているものを提供できるかどうかが社会では重要です。
僕の場合、
先生にはプライドを提供。
経営者には熱意と誠実さを。
あなたが突破したい相手は何を欲しがっているの?
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★痛みの中には重要な学びが隠されている!



