客観視する。 | 内向型リーダーシップ開発!HSPが持つ繊細さや優しさをデザインして価値に変えるコーチング!

内向型リーダーシップ開発!HSPが持つ繊細さや優しさをデザインして価値に変えるコーチング!

HSP(繊細で敏感な人)や内向的な人が、それを欠点とするのではなく才能として活かし活躍していくサポートをしています。

ある日突然、週に1日、近所の女の子を

預かることになった。


人への感謝やおもいやりが

持たせられなくて困っているとの相談

からだった。


なるほど、何に対しても興味はない!という

顔をしている。歳は10歳と聞いている。



始めての夕食の時、

何が好きかは分からなかったが、

僕は子供が好きそうなものを一所懸命作った。


「それでは、いただきま~す」

僕は彼女をずっと見ていた。


「どうだ?美味いか?」

べつに・・普通。

「そうか、普通か。」


初めての夕食の時間は

僕にとっても、彼女にとってもつまらない

時間だった。




それから2ヶ月が経った夕食の時間、

僕は同じように問いかけた。


「どうだ?美味いか?」

べつに・・普通。

「そうか、普通か。」


ここで僕は提案を出した。


「ちょっと立場を逆転してみようよ」

「君は台所に行って、おじさんが食べるところを

 見ていて欲しいんだ。」

「君が作ったご飯をおじさんが食べる設定だよ」


僕は、つまらなそうに、まずそうに食べた。


「どう?何か感じた?」


すごいムカつく!

「何でムカつくの?」


まずそうに食べるから!


「じゃあどうやって食べたら、

また作ってあげたいなぁって思う?」


うーん、おいしいね!スゴイね!って言いながら

ニコニコ食べて欲しい。

そしたら、またがんばっておいしいの作りたくなる



「じゃあこっち戻ってきて~」


「母さんにおいしいご飯を作ってもらうために

君はどうしたらいいんだっけ?」


・・・おいしいってニコニコしながら食べる


「おーそれいいねぇ」


「じゃあ、君に親切にしてくれる人が

いっぱいになるには、君はどうしたらいい?」


うーん、ありがとう、ありがとうってニコニコする


「そっか、ありがとうって言われたら嬉しくて

また親切にしてあげたいって思うもんね。」


じゃあ、今日からそうしていこうよ!」



うん、私は今までそれが出来ていなかったんだね

おじさん、ごめんね


「違うだろう?お兄さん、ありがとう だろ」



2ヶ月目にして、初めて笑った夕食の時間だった。


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あっ妄想作家の虫コーチです!


おじさんを最後にお兄さんに修正させるところが

僕らしい作品です! | 壁 |д・)




相手の立場に立って、物事を考えろ!

言葉では簡単ですが、なかなか現実は難しい。


ならば、リアルで役を交代してみよう!

自分を客観視する、一番の方法だ。






母さんが新聞を読みながらゴロゴロする。

父さんが掃除機片手に邪魔よ~って言う。


それだけで、子供は爆笑だ!



by 弱虫コーチ




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弱虫コーチ~働く喜び発見!(^^)!Blog~