No.495
資金繰りとマネジメントに着目して
飲食店・中小企業経営を成功にみちびく
経営サポーターの小松です
【このブログの内容】
どんぶり経営から脱却する方法
自分でもナットクの事業計画を作る方法
社員が自分でかんがえて行動するようになる方法
などなど…
自分のはたらく業界を愛し
一緒にはたらくスタッフを大切にする
経営者ほどおちいりがちな
悩みやお困りごとの解決がテーマです
先日ラジオを聴いていると
こんな衝撃的な言葉が
耳に飛びこんできました
“怒り”ってね
エンターテインメントなんですよ
怒るってネガティブな感情でしょ?
エンターテインメントってどういうこと
人が怒りを感じたとき
脳からは「ノルアドレナリン」と「アドレナリン」
というホルモンが分泌されます
「ノルアドレナリン」は脳に作用して
怒りの感情をピークに持っていく物質
対して
「アドレナリン」は身体に作用して
筋肉と心臓の働きを向上させる成分
心拍数と血圧を高めて
身体を流れる血液の量を増やします
“火事場の馬鹿力”が出るのは
こうした理屈なんですね
ただ一方で、その脳内の働きが
「ある目的を果たそう」という
精神状態を作りあげることも
わかってきているのだそう
その「目的」とは
自分を傷つけた相手があやまちを認め
気持ちを入れ替えることを望む
というもの
“怒り”は多くのばあい
「こうあるべき」という自分の価値観に
合わない言動を目の当たりにしたり
自分に見合うはずの敬意が払われなかったり
見下されたと感じたときに起こります
“怒り”を感じたときの脳のはたらきを
研究している心理学者によると
自分を傷つけた相手が
自らの行為が間違いだったと気づくか
罰を受けるか
あるいは悔い改めていると知ったとき
人はじつに強い満足感を得られる
こうした条件がそろうと
自業自得、因果応報だと思って愉快に感じる
のだそうです
“怒り”に身をまかせていると
いつの間にか気持ちよくなって
相手が自分の望む反応を返すまで
“怒り”を抑えることができなくなってしまう
SNSの炎上やあおり運転も
こうした理屈で起きるんですね
でも残念ながら
他人に自分を変えられたくないように
自分も他人を変えることはできません
だからまずは
自分から変わるしかありません
たとえば部下が言うことを聞かなくて
イライラしているとします
ここでまず行うのが
「自分の問題」と「相手の問題」を分離すること
言うことを聞くかどうかは「部下の問題」
イライラするかどうかは「自分の問題」
つい
どうすれば部下が言うことを聞くようになるのか
と考えてしまいがちですが
部下に対する接し方を
自分がどのように変えられるか
という
自分がコントロールできるところを
分離して考える習慣をつけることが
大切なんですね
とはいえ人間だから
カッと頭に血が上ることだってある
そんなときは6秒待つといいらしい
※日経BPより
それができれば苦労しない
なんてこともあるかもしれないけど
まずは“怒り”がエンターテインメントに
なってしまうことがあることを知っておくだけでも
自分の感情を客観視する
きっかけになりそうですね
最後まで読んでいただき
ありがとうございます🙇
また明日
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