No.043
世田谷区の女性税理士
「お金の流れ」の見える化サポーター
小松です
昨日は
「まず物件ありき」ではなく
お店を出す場所はどんな立地か
営業日数は何日とれるか
何曜日に何人くらい集客できそうか
客単価はいくらくらいに設定できるか
を考えたうえで
それに見合った家賃の物件を探そう
というお話でした
昨日のモデルケースのおさらいです
立地はビジネス街
客席数は30席
客単価は3,500円
ディナータイムのみの営業
目標月商300万円
1日に必要な売上は平均115,400円
115,400円÷3,500円=32.9人
1日におよそ33人に来店してもらう必要があります
30席の席数に対して33人
1.1回転させる必要があります
席回転率1.1回転
ハードルはそれほど高くないと感じるかもしれません
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ここで考えたいのが「席稼働率」
席のうちどれだけが実際に稼働しているか
逆にいうと使われない席がどれだけあるか
実際の店舗では
すべての席が100%稼働することはほとんどありません
下の図を見てください
あなたが作ろうとしているお店に
このような4人席はどれくらいありますか?
こうした4人席は
4人で使われることよりも
2人~3人で使われることの方が
圧倒的に多いです
4人席を2人客が使用したばあい
「席稼働率」は50%です
仮に
30席のほとんどがこのような4人席で構成されていたら
実際に稼働する席は15席~20席というケースも考えられます
すると
33人という目標客数は
2回転以上しないと達成できないことに
ハードルがグッと上がることが
わかるでしょうか
まずは
なるべくこのような2人席で構成し
客数に応じて臨機応変に席数を調整して
死に席を作らない工夫をすることが大切です
また可能であれば
ぜひカウンター席の設置も検討してみてください
席の構成は
あとで変更するのに
時間と費用がかかる項目の代表格です
「席回転率」の前に「席稼働率」
という考え方
ぜひ覚えておいてください
明日のテーマは
それでも高い目標集客数の壁
です
今日もよい一日を
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開業準備
どうすればいいかわからない
いまの計画で大丈夫かどうか不安
備えたいけど
なにから手をつければいいかわからない
聞きたいけど聞けなかったことがある方は
ぜひ一度ご相談ください
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