さて,今日から金曜日までは,基本的な知識・思考問題に取り組みましょう。
昨日の答え合わせです。
問1は,③です。シンガポールは加盟していません。OECDについては,OECD(経済協力開発機構)の概要 (外務省)と図説351等を参照。
問2は,④です。ストックオプション制度は,例えば,社員に3年間は,自社の株を一株5000円で買っていいよという制度でした。その期間内に自社株が一株10000円になっても,社員は5000円で買えるのだから,社員の働き甲斐に結びつく制度であり,企業自体の発展に役立つ制度です。合併とか買収の手段ではありません。株式公開買い付け(TOB)は,目的の株式を取得するために,その買付内容を宣言」し,金融商品取引所を通さずに不特定多数の株主から 買い付けることですから,まさに合併の手段ですね。コングロマリット(複合企業)とは自己の業種とは関係のない異業種の企業を合併・買収して巨大化を図る企業のことでした。
本日の問題
問1 平等権に関連して,最も適切なものを,①~④から一つ選べ。
① 婚外子(結婚していない両親から生まれた子)の相続分は,嫡出子(結婚している両親から生まれた子)の2分の1である。
② 婚姻関係にない日本国民の父と日本国民でない母との間に生まれた子は,出生後に父が認知しても,父母が結婚をしなければ日本国籍を取得できない。
③ 日本に住む外国人は,現在,地方議会議員選挙の選挙権を認められている。
④ 女性従業員の定年年齢を男性よりも若くすることは,性別による不合理な差別であるとするのが最高裁の判例である。
問2 精神の自由に関連して,最も適切なものを,①~④から一つ選べ。
① 精神的自由は,人の内面の自由を保障しているため,情報を外部に発信する表現の自由はこれに含まれない。
② 憲法23条の学問の自由と,大学に自主性を最大限に認めるべきこととは無関係である。
③ 防衛庁職員宿舎の郵便受けに反戦ビラを無断で配布することは,表現の自由の行使として許されるため,犯罪とはならないとするのが最高裁の判例である。
④ 最高裁は,愛媛県が,靖国神社に「玉串料」として公金を支出することは,政教分離の原則に違反すると判断した。
忘れていることかあっても焦らずに基本事項(授業で何度も指摘した事項)の確認を徹底してください。