
何かとバタバタしていて、弾の準備はまだである。
今年は、スチール弾専用地区を攻める予定だ。
スチール弾は、弾代がかさむうえに、威力も今一の感がある。
しかし、
自然環境の保全のためには、鉛弾が禁止されるのは当然。
自然との共生を目指すオヤジ、愚痴はこぼすが、異論はない。
愚痴と言えば
今回の空幕長の論文問題
オヤジも読ませてもらったが
マスコミが、論文的価値がないだの、立場をわきまえない発言だの騒いでいるが
あの筆致から、真顔でコミンテルンの陰謀なんてことを信じて書いているとはとうてい思えないし
本人もあんなもの発表したら、立場上どうなるかも分かっていたはずである。
どう考えても、悪い冗談の域をでない。
そこでオヤジは思ったのである。
アメリカや日本国のご都合主義で
発足以来、任務を全うしても、日陰者のように扱われてきた自衛隊
あの論文は、そんな自衛隊を代表した公的な愚痴ではなかったかと
嘗て、極東軍事裁判で侵略国家であったことを反省させられ
永久平和主義を掲げた憲法の下に生まれ変わった日本。
しかし
わずか、数年後、冷戦の流れの中で、アメリカのご指示の下
絶対に禁じ手とされた軍備を簡単に持つことになる。
戦車を特車と呼び、警察予備隊・保安隊・自衛隊と呼ぼうとも
誰が見てもそれは軍隊。
だが
成立経緯が微妙なせいで
隊員たちは
交戦規程の面で、他国の軍隊より明らかに
不利な立場であったにもかかわらず、イザとなったとき
皆、命を賭す覚悟で任にあたってきた。
幸いにも、発足以来、他国と矛を交える機会はなかったが
もしあったとしても、自衛隊は軍隊ではないからといって
相手は決して手加減はしてくれなかったはずだ。
アメリカのご都合主義で海外へ
東京湾で給油を行っているわけではない。
国内で空輸しているわけではない。
ミサイルを一発でもくらえば、みんなお陀仏。
そんな任務についている若者たちに、
今度は、日本国内で法律が云々で・・・
いくら、軍は、粛々と任あたるのは当然と言えども
自衛隊は軍隊ではなかったはずだ、でも、軍隊と同じことをしている。
イラクの問題でも、相手側の立場からすれば、日本は侵略に加担しているとも言える。
アメリカと日本国のご都合主義のおかげで
若者たちが現在進行形で命を懸けている現実が存在する。
そして
そこへ行けと命令しなくてはならぬ者がいる
それが、現実ならぱ
自衛隊をあいまいな立場にした半世紀前の戦争はなんだったのだろうか?
そこへ視点が向くのも当然帰結。
日本は、嘗て犯した侵略戦争を猛省し
憲法で
「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」
「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」
としたのではなかったか
でも、現実は・・・・
空幕長の論文
世界情勢・常識的歴史観を一切「関係ねえ」とした
悪い冗談・穏当ではない愚痴だが
公の立場であるからこそ、一言、言ってみたくなるという気持ち分からなくもない。
猟の準備話と思ったのに脱線してしまった