銃の魅力について考えてみた。
刀・槍・弓矢・銃などの武器に魅力を感じる人が多い。

武器は、使用される際の実用性・信頼性が他の人類の道具に比して、
格段に重視された結果、それらの構造は、おのずから無駄のない機能美を持っことになった。

しかし、機能美はあくまでも、それらの魅力の原点であって、すべてではないと思う。
「はさみ」に機能美を感じる人はいても、
そのコレクターになろうとする人はそんなに多くはないはずた。

武器は、使い方を誤れば(本来の使い方をすれば)、
生命のやり取りに関係する道具になる。
それは、生と死を分ける一方通行の道具だ。

宇宙旅行が可能なまで科学は進歩したが、
人類にとって生命は、いまだ神仏の領域ではあり、
その領域にかかわる武器は、畏敬の対象として、人の心の中に潜在的に意識づけられている。

その畏敬の念が、各人の心の中で、
ある人には、嫌悪感となり、
ある人には、魅力に転化していると思う。

もっとも、銃に関しては、
特に、ベレッタのプレミアムグレード銃は、
銃という道具が持っている機能美や
武器に対する畏敬の念がもたらす魅力を遙かに越えた、
超一流の芸術家の筆使いからにじみ出る絵画的な魅力をオヤジは強く感じる。

オヤジのテクニスは、自動銃で狩猟銃だから、
とてもプレミアムグレード銃とは、比べものにならないけれど、
ベレッタという伝統のあるメーカーが醸し出す、
武器というジャンルを超えた魅力を人々に伝えようとする心意気を十分に感じている。

射場で、「この銃の銃床はすばらしいですね。」と言われたことがある。
小市民であるオヤジは、しばらく優越感を味わったあと、
「実はシールが張ってあるんですよ。」と告白した。