オヤジの数少ない得意料理の1つが鳥お粥だ。

我が家では、みんな、季節にかかわらず二ヶ月に一度ぐらい食べたくなるそうだ。
この料理のメイン調味料は、時間なので、オヤジは、休みの日の午前中に調理の依頼をされることが多い。

オヤジは、まず、近くのスーパーマーケットで安売りしているウィングステック(10本ぐらいで1パックのもの)を4パック仕入れる。

調理の仕方は極めて簡単、土鍋にウィングステックを全部入れ、水を張り、ふたをして弱火で2時間~3時間煮込む。

そして、煮込んだウィングステックの肉を箸を使って、一本一本ほぐし、粗塩をふりながら、別の器に貯めていく、よく煮込まれていれば、簡単に軟骨ごと離れる。

すべてはずし終わったら、集まった肉の器にラップをかぶせ、熱いのを我慢して上から手で押さえつけ、肉汁をしぼりだし、土鍋に流しこむ。

骨をもう一度土鍋に移し、1時間から2時間煮込む。肉汁を絞り終わった肉は、器こど冷蔵庫に入れて冷やす。

といだ米を骨を取り出した土鍋の中に入れて、お粥状態になるまで煮てできあがり、
食べるときに、長ネギと冷蔵庫で冷やしてある肉をお好みだけ入れる。

鳥は、何とか地鶏ではなく、いわゆるブロイラーである。でも、滋養分が出ていてうまい。
この料理を作り出して、15年以上たつが、最初のころは、変な臭みがあった気がしたが、今は、なぜか感じない。確かにおいしい。

人工的に育てられた家畜の肉は、自然に育ったものに比べると云々という話をよく聞く。
高級焼き鳥屋さんの何とか地鶏はうまい。でも、その値段を考えると当たり前じゃないだろうか?

最近、畜産農家の企業努力の賜物か、家庭で食べる鶏子ちゃん(ブロイラー)の味はレベルアップしているように思うのだが?長年、ワンパターン料理を作っていてふと思った。