23年度大増税計画 | マンガが描ける税理士

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久々・・・というか初めてえっ


税金の話をしようかと思います。


去年・22年度はたいした税制の改正がなかったので、


今年の確定申告は楽だなぁ~と思っているのですが、


今年・23年度は所得税、相続税と大増税となります。


所得税ではあの中途半端な子供手当と引き換えに扶養控除が


15歳以下が「扶養控除なし」に、16~18歳までは63万円から「38万円」

になります。


仮に所得税、住民税で30%の人なら子供手当として実質的にもらう差額は

月3,500円になります。

マニフェストの目玉だったのに・・・ガーン



また、注目は相続税の増税です。


今までの基礎控除を改め大幅に基礎控除を下げるとのことですが、

今まで相続人2人なら7,000万円あった基礎控除が4,200万円になります。


これにより現在4.2%位の課税対象者を6%位まで引き上げるというのが狙いなのですが、中流階級が多いといわれる日本で、5,000万円以上の資産がある方って

6%以上いるのでは?と私は思っています。


自分には関係ないと思っていた方、相続対策 しませんか?



いずれにせよ、消費税を増税できない分、他の税目で補うしかないという

民主党の苦心がよく見えた税制改正大綱ですねガーン