電車の中の出来事 | 「対話」のチカラ~笑顔あふれる未来を創る

「対話」のチカラ~笑顔あふれる未来を創る

本音で語り合い、本気を形にする「対話」を通じて、笑顔あふれる未来を創りたいと思っています。
組織開発の仕事のことや、大切な家族・仲間について綴っていきます。


電車の中での話。
突然、バシン、バシンという音が聞こえてきた。 


「何ごと!?」と思って音のする方向を見てみると、
30前後のパパ・ママ。
2歳くらいの女の子
6か月くらいのベビーカーに乗った赤ちゃんの家族が座っている。


バシン、バシンという音は、
ママが2歳くらいの女の子のほっぺを何度も叩く音だった。
ママは「ごめんなさいと、言いなさい。××ちゃんを叩いたでしょ」
何度も何度も女の子のほっぺを叩いている。
女の子のほっぺは真っ赤だ・・・。


女の子は頑として「ごめんなさい」と言わない。
一文字に口を結んで叩かれている。


ふーむ。
事情は分からないが、あまりにも叩きすぎじゃないか?
それに、「妹のことを叩くな!」というんだったら、
娘をそんなに何度も叩くのって矛盾していないのかな?


あまりにもひどくなったら、
介入した方がいいのかな?と思いながら、
私は、観察しながら、シミュレーション(笑)


そして、イライラしはじめたママは、
「私は次の駅で降りるから、○○ちゃんバイバイね。」と言いだした。
「××ちゃん(半年くらいの赤ちゃん)は偉いねぇ~、かわいいね」と言いだす。
そしたら、女の子は
「ごめんなさい」と泣き出した。
なんだか、かわいそうになった。


子どもはママのことが好きなのだろう。
そして、自分は愛されないと
生きていけないということもわかっているのだろう。



意識的にやっているのか、どうなのか
その子どもの気持ちを利用しながら、
母親は対応している。


その女の子の叩く癖、
きっとママが叩くから叩くのだ。
叩いた理由だって聞いた方がいいだろう・・・。


私自身は子育てをしたことがないので、
何がいいのか、わかんないんだけど、
でも、女の子がとてもとても不憫だった・・・。


それにしても、パパ、あなたは何もしないのね・・・。

泣く女の子