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陽はまたのぼりくりかえす2

英語学習・英語教育について綴るブログです



今年のGWに鎌倉に足を運んだ際、通りの小さな雑貨屋さんであるものを見つけました。






アイヌ民族に伝わる竹製の楽器「ムックリ」です。



物珍しさと500円ということで購入。



このムックリ、授業でも活躍しそうです。

例えば手元にある『Crown Ⅰ(三省堂)』では、
Lesson 4 "Punana Leo-A voice of Hawaii-"においてハワイの文化と同時にアイヌの人々の文化についても触れています。

授業内でムックリを持って"What's this?"と言って問いかけたり(おそらく最初生徒は楽器とはわからないはず)、"Where is this from?"と言ってアイヌ・北海道につなげていったり。
うーんオーラルイントロでも使えそう。

YouTubeで演奏している動画を見せたら生徒は食いつくかな…?
先生が実際に弾けたら一番良いですけど…。



さて、肝心の演奏方法ですが



ムックリの演奏(YouTube)



こうやって弾くのだそう。


す、すごい…!

家に帰って練習してみたけど、難しすぎて音は一切ならず。


こういった伝統・文化を次世代に伝えていくこと、本当に大事ですね。


目の前で実演してくれた店員さんを見習って、俺も練習しよう。







毎週火曜日にTAとして参加している、大学の英語ディスカッション講座。


何人かいるTAの中から、毎回1人がリーダーとなってトピックを準備してきたり、進行を担当したりする。
今日担当したTAは、とても英語に堪能な学生だった。「このぐらいの英語力を持った生徒を育てたいなぁ」と思いながら聞いていたけど、
同時に「気をつけなければいけないぁ」と思ったことが1つ。

それは、教える側が使う英語は「目の前の生徒の理解の程度に応じた英語」じゃなきゃね、ってこと。

流暢な英語だったけど、参加者はビギナーも少なくないので、話すスピードが速かったり表現が難しかったりで、理解するのが困難。
(大学生なのでそこはみんなうなずいたりしてわかった"フリ"をしてるけど、終わったあと何人かにきいたらやはり。)



今日のヒトコト:

すべての英語教師は『上手い英語』(高い英語運用能力)を身に付けるべきである。

その上で、しかし、教壇に立ったら、目の前のレベルに応じて調理し、生徒がおいしく消化できるような『旨い英語』を使うべし。







ピカソの絵を小学生のとき初めて見た際、「これなら僕でも書けそう!」と思った。


絵画に関しては素人の私にとって、天才の芸術を理解するのは難しいが、とにかく、その道の人からすればピカソの作品はすごいらしい。


「ピカソの絵なら書けそう」と思った小学生の私。
画用紙に一生懸命、芸術家っぽく、それらしく、書いてみたけど、まぁたかが知れていた。


凡人とピカソの違い。
それはピカソが「型破り」な人間だった点だと強く思う。


あれほどの芸術性の高い、独創的な作品を生み出すまでに、
ピカソはデッサン・風景画など、いわゆる基本的・一般的な絵画をたくさん書いてきた。
つまり、絵を描く「型」を身につけたことを経て、「型破り」な天才的な絵を描いたのである。


*****

笑いの天才とも称されるダウンタウン松本人志。

初期のダウンタウンの漫才も、テンポの早い伝統的な漫才のスタイルだった。

その伝統的な漫才をきちんとできるのに、あえてテンポを落とし、タイミングをずらしたボケで、気持ち悪い笑いが起こる。

野球で言えば、150kmのストレートを投げれるのに、あえて遅いチェンジアップを使うというところか。


彼の型破りな笑いを真似した若手が面白くないのも、きちんとした型を身につけてないのに、表面的な技術だけを取り入れているからであろう。

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これらからわかることは、その道のプロになるためには、まずしっかりとした型を見につけなければいけないことである。


教員採用試験の論作文においても、第一段階として、論作文の型を身につけ、「ガチガチ」なものを書けるようにする。それを経て、はじめて型を崩した、個性がにじみ出る論作文を書くことが可能になる。


また、教師も、授業の型が無ければ、1時間の授業構成さえできやしない。
つまり、私を含めた教師の卵たちには、学生のうちに、まずしっかしとした授業を行う型を身につけることが求められている。
そして、その型を破り、自分の強み・個性を生かせるようになって初めて、一人前になれる。


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「型」を持った「型破り」な人間になりたい。


カタカタ カタカタ。








語彙学習は雪のよう。


1つ1つの結晶(単語)が降り積もって雪(ボキャブラリー)となる。

積もれば積もるほど雪だるまやそりなど楽しい活動(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)がしやすくなる。

でも語彙学習に春(楽で心地よい状態=努力しないこと)は来てはいけない。

なぜなら春が来ると雪が解けてしまうから。(単語を忘れてしまうから)


極寒の中でせっせとせっせと雪を降らせ、既存の雪を溶けないようにするだけでなく、さらに雪の層を厚くしていく。



寒くて、辛くて、厳しい作業。



でもそれを地道に続けることが、雪山からの素敵な眺めを目にすることにつながるわけで。





生徒:「ねぇ~先生~stationeryとstationaryっていっつもごちゃごちゃになってワケワカメ~~」

Sj:「ホーホッホッホっ。

stationeryは『文房具』のことだよ。文房具である紙"paper"のerで関連づけておこう。

stationaryは『静止した』の意味だよ。立って(standのa)静止しているで覚えておこう」