プロクリニック

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美しさは挑戦

こんにちは。PRO CLINIC統括院長の柚﨑一輝です。

包茎手術後に傷口を触って、

「縫ったところが硬い」
「リング状のしこりがある気がする」
「手術に失敗したのでは?」

と不安になる方がいらっしゃいます。

先に結論からお伝えすると、手術後の傷跡が一時的に硬く、盛り上がったように感じることはあります。

傷が治る過程ではコラーゲンが作られ、形成された傷跡は最初から柔らかく完成するわけではありません。新しい傷跡は一時的に盛り上がったり、硬く・しこりのように感じたりし、その後徐々に柔らかくなっていくことがあります。

ただし、強い痛み・赤み・熱感・分泌物などを伴う場合は、単なる傷跡の硬さとは限りません。

今回は、包茎手術後に縫合部分が硬く感じる理由と、医師へ相談した方がよい症状について解説します。

なぜ包茎手術後の傷が硬くなるの?

包茎手術では余分な包皮を切除し、皮膚を縫合します。

その傷を修復する過程で身体はコラーゲンを作り、新しい組織を形成します。

このため術後の傷跡は、一時的に

硬い
盛り上がっている
筋のように触れる
小さなしこりのように感じる
つっぱる

といった状態になることがあります。

一般的な手術痕でも、新しいコラーゲンが数か月にわたって作られることで、傷跡が一時的に盛り上がったりデコボコしたりすることがあります。その後、時間とともにコラーゲンの再構築が進み、傷跡は徐々に滑らかで柔らかくなる傾向があります。

糸の部分が「しこり」のように感じる場合も

縫合した部分だけに小さな硬さを感じる場合、傷跡だけでなく、縫合糸やその周囲の組織反応が関係している可能性もあります。

特に術後早期は、

「小さな粒がある」
「糸の結び目のところだけ硬い」

と感じることがあります。

ただし、触った感覚だけで原因を判断することはできません。

気になるしこりを何度も押したり、自分で糸を引っ張ったり切ったりすることは避けてください。

傷跡はどれくらいで柔らかくなる?

傷跡は手術後すぐに完成するものではありません。

一般的な手術痕では、傷跡が成熟して落ち着くまで1〜2年程度かかることがあり、その間に徐々に平らで柔らかくなっていきます。

もちろん、包茎手術後の経過には個人差があります。

そのため、

「術後○週間なのに硬いから失敗」

と日数だけで判断することはできません。

時間とともに硬さやつっぱりが改善しているかを見ることが重要です。

盛り上がって硬い傷跡は大丈夫?

傷跡が通常より赤く、盛り上がり、硬くなっていく場合には「肥厚性瘢痕」と呼ばれる状態なども鑑別に挙がります。

肥厚性瘢痕は、元の傷の範囲内で赤く盛り上がり、硬さ・かゆみ・痛みなどを伴う場合があります。

ただし、術後の傷が少し硬いだけで肥厚性瘢痕と判断することはできません。

傷の時期や見た目、触った状態などを実際に確認して判断します。

自分で揉んだりマッサージしてもいい?

傷が硬いと、

「揉めば柔らかくなるのでは?」

と思うかもしれません。

一般的な傷跡管理では、傷が十分に治ったあとに瘢痕マッサージを行うことがあります。

しかし、包茎手術後の縫合部を自己判断で強く揉むことはおすすめしません。

まだ傷が完全に閉じていない時期に強い力を加えると、痛みや出血などにつながる可能性があります。

マッサージを行う場合も、傷が十分に治癒していることを医師が確認したうえで、方法について指示を受けてください。

勃起すると硬い部分がつっぱる場合は?

術後早期は傷跡や周囲の腫れが残っているため、勃起したときに縫合部分につっぱりを感じることがあります。

ただし、

強い痛みが続く
傷が強く引きつれる
数か月経っても改善しない
勃起時に明らかな変形がある

といった場合は、一度診察を受けることをおすすめします。

形成外科では、見た目だけでなく、傷跡の柔らかさ・皮膚の動き・つっぱりなども含めて評価することが重要です。

こんな「硬さ・しこり」は医師へ相談を

術後の傷が硬いこと自体は治癒過程でも起こります。

一方、次のような症状がある場合は早めに手術を受けた医療機関へ相談してください。

赤みが徐々に広がっている
腫れが強くなっている
傷口が熱を持っている
強い痛みがある
膿や分泌物が出ている
出血が続いている
傷口が開いている
38℃以上の発熱がある

成人の包茎手術後では多少の腫れは予想されますが、持続する出血、コントロールできない痛み、発熱、創部の赤みや分泌物がある場合には医療機関への連絡が推奨されています。

よくある質問
Q.縫ったところがリング状に硬いです。失敗ですか?

それだけで手術の失敗とは判断できません。

術後は腫れや傷跡の形成によって、縫合したラインが硬く感じられることがあります。時間とともに改善しているか確認しましょう。

Q.小さなしこりが1個あります。

縫合部分や傷跡など、さまざまな原因が考えられます。

自分で潰したり押したりせず、長く残る場合や痛み・赤みを伴う場合は医師へ相談してください。

Q.数か月経っても硬かったら異常ですか?

傷跡は数か月以上かけて変化します。一般的な瘢痕は成熟するまで1〜2年程度かかる場合があります。

ただし、硬さが強くなっている、つっぱりや痛みが続く場合は診察を受けましょう。

まとめ|「硬い=失敗」とは限りません

包茎手術後の縫合部分は、傷が治る過程で一時的に硬くなったり、しこりのように感じたりすることがあります。

新しい傷跡は数か月かけて変化し、時間とともに徐々に柔らかくなっていくことがあります。

そのため、術後早期に硬さを感じるだけで「失敗した」と判断する必要はありません。

一方で、強い痛み、悪化する赤みや腫れ、熱感、膿・分泌物、発熱などがある場合には医師へ相談してください。

また、硬い部分を自己判断で強く揉んだり、糸を触ったりすることは避けましょう。

※本記事は一般的な医療情報を提供するものであり、個別の診断・治療を目的とするものではありません。実際の術後管理については、手術を担当した医師の指示を優先してください。

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監修:柚﨑一輝(ゆざき いっき)
形成外科専門医|慶應義塾大学医学部卒
PRO CLINIC 統括院長

PRO CLINIC銀座院
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