数少ない和製4番を持つ球団。
プロ野球には昔から、4番は日本人の右打者がベストという考えが根強い。
何故かといえば、一般的に打率を稼ぎやすい左打者に比べ、打率の稼ぎにくい右打者で一定の成績を残せれば、それだけ技術的に安定しているといえるため、スランプの少ない主軸として期待できるからといわれている。
去年の野球で当てはまるのは、
広島・新井
横浜・村田
たったの2人だけ。
その中で私が特に存在感を感じたのは、横浜ベイスターズの村田。
もともと遠くに飛ばす能力は新人時代からずば抜けていたが、相手チームに与える存在感がとにかく抜群だ。
特に2006年10月7日の横浜-中日戦で、中日2点リードの終盤にストライクの入らない岡本のストレートを鮮やかにスリーランした時のシーンは忘れられない。
明らかに怯えた表情を浮かべるマウンド上の岡本。
それを睨みつける村田の顔。
投げる前から、「あっ、これは打たれるな」。そう思ったものだ。
それ位、村田はいい表情で鋭い眼をしていた。
勝手な意見ばかりで申し訳ないが、打席に立ったときの眼光の鋭さは、 広島・前田、 中日・福留と並んで、セリーグ3傑と考えている。
今期はよりマークもきつくなるだろうが、それを跳ね返す和製4番・村田の打席に注目したい。