FAで巨人入りした門倉投手への人的保障で、工藤が横浜ベイスターズ入り。

結果としては、トレードと同じ形になったわけだ。


巨人の清武代表は、短期的補強と長期的補強をどんどん進めると言っていたが、その短期的補強が「門倉」。

しかし、この補強は巨人にとっても門倉にとっても良いものであるか疑問符が付く。


理由は投手陣の編成にある。

昨年の巨人は下位に低迷したといっても底と思え、今年以降の先発投手陣にはかなり期待がもてよう。


 ・上原   24試合 8勝9敗

 ・内海   31試合 12勝13敗

 ・パウエル28試合 10勝10敗

 ・西村   31試合 5勝7敗

 ・姜建銘 10試合 3勝2敗


ここに実績のある高橋尚や故障の癒えた木佐貫、一皮向けそうな野間口が控える。

少なくとも上原、パウエルは10勝以上が当たり前であって、内海、西村も10勝以上の期待をかけられる存在。

未知数ながらも、新人・金刃もいる。

このようような上げ潮ムードのチームには、門倉タイプの10勝しても10敗する投手は必要ない。


本当に10勝10敗投手が必要となるのは、昨年の横浜のようにローテの頭数が明らかに足りないチームである。

彼が勝率5割で持ちこたえ、ゆっくり若手投手の活躍の場をつくる。

それでこそ、10勝10敗投手の持ち味がでてくるのだ。


今年の巨人であれば、工藤がローテの谷間で先発をしつつベテランの存在感を若手に見せる方が短期的にも、

長期的にもプラスに働くと思うのだが、残念で仕方がない。

昨年の中日・野口の二の舞いにならないことを祈りたい。


門倉健・・・通産成績

279試合 75勝75敗10セーブ