「先読み力」の鍛え方20 ~依存関係を見せて危機感を共有する~
□質問□
「デットラインが入ったスケジュールを共有することで、
多くのメンバーは残りの期限が短いことを理解してくれましたが、
メンバーによっては相変わらず、仕事の遅れが周りの人へ影響を
与えることを理解してくれない人がいます。
意識を変えたいと思うのですが、何かアドバイスはありませんか?」
□アドバイス□
「多くの仕事はお互いの依存関係で成り立っています。
ある人の仕事が遅れることで、チーム全体の仕事が
遅れることは多々あります。
しかし、自分の仕事の遅れが周りの人へ影響するることを
理解してくれない人がいるのも事実です。
特に若手のメンバーは目の前の仕事に一生懸命で、周りが
見えていないのでそうなりがちです。
そんな時は、デットライン付きのスケジュールを共有するのと共に、
仕事(タスク)の依存関係を共有することをオススメします。
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具体的には前回も使ったExcelのスケジュールを見てください。
http://www.muranaka.com/temp/sample_schedule.xls
これを見ると、タスク間を点線の矢印で上下左右に
引かれているのがわかります。
この点線が「依存関係」です。
依存関係とは、つまり、手前のタスクが終わらないと、
次のタスクが開始できないということを意味しています。
言い換えると、後手君の仕事が終わらないと、先読み君の仕事が
はじめられない、つまり、後手君の遅れが他の人(先読み君)に
影響を与えるということです。
この依存関係が入ったスケジュールを共有することで、
後手君に対して、後手君の仕事の遅れによるチーム全体への
影響を認知してもらうことが可能になります。
人が行動するときは「自らが気がついたときだけ」とも言われるため
この方法は自ら気がつくための仕組みづくりとも言えます。
この方法は自分の仕事しか見えていないような人に遅れることの
影響を認知してもらうために有効な方法です
ぜひ、タスクの依存関係がわかる、デットラインが入った
スケジュールを共有してチーム全体で危機感を共有してください。
そしてその仕事を成功に導いてください。
ちなみにこのタスクの依存関係を表現したスケジュールを
作成することはプロジェクトマネジメントでは一般的な方法です。
ただし、プロジェクトマネジメントと仰々しく考えずに
チーム全体を推進する上で、お互いがお互いの依存関係で
成り立っていることを見える形にして共有してください。
」
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