今売れている書籍の傾向 | 「先読み力」で人を動かす

今売れている書籍の傾向

せっかくなのでちょっと書いておきたいな、と思うのでまとめてみます。

「先読み力」を出版するにあたり、企画の段階から、実際に発売されて
売れ行き、さらには他の本の売れ行きを見ていて、最近売れている
ビジネス書は結構な共通項があると思っています。

ではどんなポイントなのでしょう?


■読みやすい
まず、読みやすさ。
手にとってパラパラめくってみて、文字が結構大きく、適度に図や絵が
入っているものが売れています。自分自身もそうなのですが、やはり
簡単に読めるので読んでみよう、と思わせる読みやすさは重要ですよね。
ポイントポイントで太文字も重要です。
(拙著の時も、編集のMさんが、漢字をあえてひらがなにして、
というレベルから読みやすさを追求してくれていました。)

■即効性が高い
ハウツー本ではないのですが、明日から取り入れれるような、具体性が
あり、即効性が高いものが売れています。図や写真などを多く使って
具体例を見せることで工夫されているのがわかります。

■ビジネスの基本
タイトルは突拍子もなく、目を引くかもしれませんが、内容は
いったってビジネスの世界における原理原則を語っているものも
売れていると思います。
原理原則をどの切り口で切るか、どのメガネでみるか、だけを時代に
あわせて変えているだけなのでしょう。

■著名な書評家に書評されたもの
ブログでも書かせていただきましたが、アルファブロガーの小飼さん、
元アマゾンのカリスマバイヤーでビジネスブックマラソンの編集長の
土井さん、などの著名な書評家に書評されると、特にアマゾンなどは
一気に順位があがっています。(私の場合もありがたくそうでした)

■勝間さん関連
勝間さん関連はやはりすごいです。勝間さんがやっていること・関心が
あることに関するものはうれてしまいます。(フォトリーディングなど)
時の人ですね。


いかがでしょうか?

今の時代、良書でもなかなか売れないそうです。
本屋に置いてもらって、手に取ってもらって、本の存在を認知して
もらって、はじめの2週間くらいで、ある程度売れる。

知らない方もいるかもしれませんが、

・新書は日本で1日200冊くらい出る(らしい)
・本屋さんは、お金をかけずに返品出来る。
 そして、売れなければ、すぐ返品する

なので、ある程度売れないと一瞬にして返品されて、どんなに良本でも
日の目を見なくなって終わってしまいます。(怖っ!)


後、「ビジネスの基本を書いたもの」に関しては上の特徴のようです。
ビジネスブックマラソンの土井さんとお話しした時もおっしゃって
いましたし、雑誌のダイヤモンドの丸善のフロア担当の方の書評でも
同じ話しが書いてあったのですが、

・今の時代、上司や先輩からビジネスの基本のキを勉強するチャンスが
 少なくなった。なので、ビジネスの基本を書いたものが流行っている

とのこと。
ネットやITが発達し、フェースツーフェースのコミュニケーションの
頻度が少なくなったのかもしれません。成果主義を取り入れて、
部下や後輩を育成しても評価されなくなったのかもしれません。
はたまた、ビジネスの回転が速すぎて、そのそも他の人に関心を示す
余裕がなくなったのかもしれません。

ネットやITは、うまく使いこなせば、一個人の可能性を無限に
拡大してくれます。

なので、ネットやITに使われるのではなく、人生を豊かにする
道具として自分でコントロールしたいですね。


読み返すと、上げたポイントはかなり普通になってしまいました・・・。
でも、これも分かりやすさ、普通さが実は、受け入れてもらいやすいの
かもしれません。