我が菜園の片隅に小さな雨よけハウスがあります。幅2.2mx長さ2.4mというまさにミニ、1.8坪しかないビニールハウスですが、雨に極端に弱いネットメロンをどうしても栽培したくて、5年前に市販のキットを買い、自分で組み立てました。


市民農園にこういう建造物を設置するのは、一般的には禁止されてます。ですから、私が選んだキットの商品名が"移動式ビニールハウス"、説明書には、大人2名でハウスを持ち上げて移動してるイラストが付いてました。これなら、まー、簡単に撤去できるから大丈夫だろうと先輩方にも相談して、了解をもらったのですが、これが案外クセモノ。


雨には強いけれど、風には弱い!


のでした。ひとりでやっと作ったその夜、強風に飛ばされてしまったり、、、そんなドタバタは、こちらから。



で、至った結論が、風に飛ぶビニールハウスは諦めて、屋根だけをビニールで覆う"雨よけハウス"で使うこと。


冒頭↑の写真は昨年9月初旬の雨よけミニハウスです。ネットメロンの収穫を無事に終えて、ハウスの中には、食用ホオズキのみが残ってました。


↑昨年9月14日、屋根のビニールを外す。


日本の9月〜10月と言えば台風のハイシーズン。屋根だけとは言え、華奢な我がミニハウス、ビニールを被せていたら、台風直撃だとたぶん保ちません。


そんなわけで、毎年この時期になると、写真↑のように、屋根のビニールを外してきました。サイドの防虫ネットはそのままですが、過去4年間、関東を横切った台風がいくつかありましたが、ミニハウスは無事にやり過ごせてます。


そして、2月、南関東に春一番が吹いたので、

↑今年2月24日、屋根ビニールを戻しました。


ネットメロン栽培に備えて、雨よけミニハウスを復活させます。


屋根ビニールは2.6x3.8mのハウス用、厚みが0.1mmのやつです。これも5年めで、多少の汚れはありますが、破れもなく充分に使えてます。


ひとり作業なので、まずは写真↑のように、ビニールの端を屋根の上に持ち上げて、


ビニールの端を反対側に引っ張り、


屋根ビニールをハウス全体に広げました。


前後左右を調整しながら、パッカーで屋根ビニールをパイプに留めてゆきます。


はい、屋根ビニールの取り付け、できましたー。


慣れてきたせいか、今年はひとり作業で30分くらいで済みました。ヨシヨシ。


これで、雨よけ開始、中の土がいい感じに乾いてきたら、有機資材を混ぜ込んでから、ウネを立てる予定です。


おまけ、


ちなみに、ネットメロンの栽培は雨よけ必須ですが、必ずしもハウスである必要はありません。ホームセンターで売ってる安価なトマト用の雨よけセットなんかでも、しっかり雨よけさえできれば、ちゃんと網目のきれいな、甘いネットメロンができました。


↑昨年5月中旬、雨よけセットの中でメロン栽培。


↑同7月10日、ネットメロン。



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